スーパーGT第5戦富士予選:進歩したNSX勢と、苦悩のRC F

予選で上位を占拠したGT-R勢。その直後にはNSXがつけ、RC Fは軒並みQ1敗退を喫した。

 予選でトップ3を独占したGT-R勢。その直後を占めたのは、NSXの面々だった。

 予選4番手を確保したのは#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTだ。前日、「今回チャンスだと思っている」と語っていた小暮卓史のコメント通り、上位グリッドにつけた。

「ウエイトハンデは軽い(10kg)ですから、このくらいの位置には来なきゃいけないと思っていました」と小暮。

「予選4番手は悪くないです。明日はガンガンいけると期待しています!」

 チームメイトの塚越広大も前日、「SUGOでは調子が良かったので、それをキープできればと思う」「ここで表彰台には登っておきたい」と語っており、チームの雰囲気はポジティブだ。

 僅かの差でQ2進出を逃し、9位に終わった#8 ARTA NSX CONCEPT-GTの松浦孝亮は、「硬めのつもりで持ってきたけど、1発もロングランも速いタイヤを見つけた」と予選前に語っていた。残念ながらQ2進出はならなかったが、ポイントリーダーの#1 MOTUL AUTECH GT-Rにわずか0.007秒差まで迫って見せた。彼らが”見つけた”タイヤ選択が、決勝でどのように作用するのか? そのペースに注目が集まる。

 14番手に終わった#64 Epson NSX CONCEPT-GTの中嶋大祐は、「タイヤにちょっと不安があり、それをセットアップでカバーしていた」という。そのために予選では苦労を強いられ、この順位に終わったのだ。

 しかし彼は、決勝に向けて期待を寄せる。

「ロングランのペースはさほど周りと違わなかったので、諦めずにミスをせずに走れば、ポジションを上げていけるんじゃないかと思います」

 ところで、予想外だったのは、レクサスRC F勢が軒並み苦戦したことだ。Q2に進出したのは、#19 WedsSport ADVAN RC Fの1台のみ。その他のマシンは、Q1落ちを喫してしまった。タイトル争いで上位につける、#39 DENSO KOBELCO SARD RC Fや#37 KeePer TOM'S RC Fにとっては、非常に厳しい結果だ。

 #38 ZENT CERUMO RC Fも、思うようにペースが上がらなかった1台。石浦宏明は言う。

「別にクルマも悪くなかったし、特に大きなミスがあったわけではないです。でも、周りが速かったなと。僕らよりも、周りの方が午前からのタイムの上がり幅が大きかったということですね。持ってきたタイヤの中では一番硬いモノを使ったんですが、それだけで遅かったわけじゃないと思っています」

「午前中、ヨコハマタイヤを装着したマシンは、ロングランを積極的に行っていました。それを見ると、そんなに簡単にはいかないかなと思います。とはいえ、安定ラップの方が、勝負はできると思います。今回は気温が高いじゃないですか? そのコンディションにあったタイヤを持ち込んでいるんで、可能な限り追い上げたいと思う」

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 富士Ⅱ
サブイベント 土曜日 予選
サーキット 富士スピードウェイ
記事タイプ 速報ニュース