スーパーGT第5戦富士決勝:不運を払拭。12号車インパルが今季初優勝

スーパーGT第5戦富士決勝レースが行われ、GT500クラスは#12 カルソニック IMPUL GT-Rが優勝を果たした。

 ポールポジションからスタートしたジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがドライブする#12 カルソニック IMPUL GT-Rがホールショットを決め、本山哲の#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが2番手をキープする。3番手スタートのロニー・クインタレッリ搭乗の#1 MOTUL AUTECH GT-Rはウエイトの影響か、上位2台から若干引き離されていく。

 7周目のメインストレートで、#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTから白煙。サスペンションが折れてしまっているようで、そのままガレージに入れられてしまう。15号車は、GT300クラスの#360 RUNUP Group&DOES GT-Rとの接触があったようだ。タイミングを同じくして、#64 Epson NSX CONCEPT-GTもピットイン。タイヤを交換している。

 10周目の1コーナーで、#37 KeePer TOM'S RC Fがコースオフ。その前にリヤウイングを失い、ダウンフォースが抜けていたようだ。また、9周を走り切ったところで、#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rがピットイン。こちらもガレージに入ってしまっている。

 #12 カルソニック IMPUL GT-Rがリードを徐々に広げて逃げていく中、19周目には、クラッシュしたGT300クラスのマシンとパーツを回収するためにセーフティカーが出動。せっかくのリードがご破算となってしまう。

 25周目からレース再開。#12 カルソニック IMPUL GT-Rは完璧なリスタートを決め、#19 WedsSport ADVAN RC Fと#64 Epson NSX CONCEPT-GTがピットインする。この周で#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTが#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTを交わして4番手へ、ホンダ勢のトップに立つ。17号車はその直後に#36 au TOM'S RC Fにも交わされてしまい、順位を落としていく。

 28周目を走り終えた時点で#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTがピットイン。さらに29周目終了時点で#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTもピットに戻る。30周を走り終えた際には#36 au TOM'S RC Fがピットインするが、この周に#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GTをオーバーテイク。しかし、コースに出た際に#36 au TOM'S RC Fに抜かれてしまう。

 32周目終了時点で、2番手を走っていた#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rがピットイン。33周終了時点で#12 カルソニック IMPUL GT-R、#1 MOTUL AUTECH GT-Rもピットに入った。

 ただ、このピットストップで逆転があった。先にタイヤを交換した#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTが、#1 MOTUL AUTECH GT-Rに先行。アンダーカットを成功させた。1号車はさらに17号車のオーバーテイクを許し、順位を落としていく。

 35周目の1コーナーで、戦慄のクラッシュ。千代勝正に代わったばかりの、#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rがハイスピードでウォールに突っ込んでしまったのだ。幸い千代は無事で、自力でマシンから脱出している。

 37周目、GT300マシンを交わすのに苦労していた#38 ZENT CERUMO RC Fの隙を突き、#39 DENSO KOBELCO SARD RC Fが先行。しかし、38号車の立川祐路は38周目の1コーナーで順位を奪い返す。

 41周目のメインストレートで、#19 WedsSport ADVAN RC Fと#6 WAKO'S 4CR RC Fがサイドバイサイドに! そして1コーナーのブレーキング勝負で、大嶋和也操る6号車が9番手に浮上した。

 47周目、2番手を行く100号車に17号車が近づき、テール・トゥ・ノーズ状態になっていく。48周目の1コーナーでブレーキング競争にもなるが、抜けない。バトルをするNSXの2台の後方からは、#1 MOTUL AUTECH GT-Rが徐々に迫ってくる。

 50周目の1コーナーで、100号車のインに17号車が飛び込んでくる。しかし、17号車はオーバーランし、順位は変わらず。51周目の1コーナーで17号車が再び100号車のインへ。100号車に乗る伊沢拓也は、17号車の塚越広大にクロスラインをかけて防衛を試みるが、勝負アリ。17号車が2番手に浮上する。

 #12 カルソニック IMPUL GT-Rは完全なひとり旅。後続に24秒の差をつけ、独走状態である。

 残り1周になっても、#12 カルソニック IMPUL GT-Rはクルージングに入るどころか、後続の差を広げていく。そして、そのままトップチェッカー。不運に見舞われていた今季の悪い流れを払拭する、完勝であった。

 2位には#17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT、3位には#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTが入り、NSXの2台が表彰台を占めた。#1 MOTUL AUTECH GT-Rは最後#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTとの差を0.3秒まで詰めて見せたが、順位変更には至らなかった。

■スーパーGT第5戦富士決勝結果(GT500クラス)
1. #12 カルソニック IMPUL GT-R/66Laps
2. #17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT/+25''424
3. #100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT/+28''650
4. #1 MOTUL AUTECH GT-R/+28''940
5. #36 au TOM'S RC F/+30''831
6. #8 ARTA NSX CONCEPT-GT/+36''730
7. #38 ZENT CERUMO RC F/+45''837
8. #39 DENSO KOBELCO SARD RC F/+49''017
9. #6 WAKO'S 4CR RC F/+55''310
10. #19 WedsSport ADVAN RC F/+1'33''221
11. #64 Epson NSX CONCEPT-GT/+2Laps
-. #37 KeePer TOM'S RC F/+7Laps
-. #46 S Road CRAFTSPORTS GT-R/+32Laps
-. #24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/+55Laps
-. #15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT/+56Laps

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 富士Ⅱ
サブイベント 日曜日 フリー走行
サーキット 富士スピードウェイ
ドライバー Hironobu Yasuda , J.P.L. De Oliveira
記事タイプ 速報ニュース