スーパーGT第5戦富士:土屋武士「今回は”他力本願”。でも常に前進している」

予選9番手に終わった#25 VivaC 86 MC。非力なエンジンとウエイトの影響で「他力本願」と語る。

 GT300クラスのポイントリーダーである#25 VivaC 86 MCは、9番手で予選を終えた。2位だった5月の予選順位からすると、若干後退した格好だが、同チームのドライバー兼エンジニアの土屋武士は「原因はウエイトですね」と語る。

「5月の順位から落ちた原因はウエイトですね。でも、タイヤは常に安定しています。完璧とまでは言いませんが、骨までしゃぶり尽くすくらい、理解はしているつもり
です。暑さでの反応はまだ未知数ですけどね」

 しかし、決勝への見通しは、明るくないと明かす。

「ここに関しては他力本願なんです。自分たちがベストを尽くしても、他がベストを尽くしてしまえば、順位が上がることはないと思っています」

「スタートしたら、何番手まで落ちるか分からない。エンジンは間違いなく非力ですから。でも、それで戦ってきてますからね」

 また公式練習では、トラブルに見舞われていたという。

「フリー走行では電気系にトラブルがあって、最後だけ少し走れました。突然、電気系統が死んでしまったんです」

 そう語る土屋。その原因は、昨年悩まされていた”振動”にあると言う。

「原因は、エンジンの振動とプロペラシャフトの問題でした。今年に関してはもう問題ないのですが、マシンのどこかには影響が残っているかもしれない。それが怖いんです」

「前回のSUGOで無線のトラブルに見舞われましたが、それも振動が原因で突然動かなくなった。僕も手首の痺れが取れなかったくらい、すごい振動でした。身をもって体験してますからね」

 しかしもちろん、決して諦めているわけではない。

「とは言え、常に前進して行っています。常に改善・改善でやっていきますから」

 松井孝允も、決勝に向けての意気込みを語る。

「予選のアタック自体は失敗でした。これは、僕の責任です。でも、攻めた結果なんでいいです。武士さんには負けちゃいましたけどね。ライバルたちもいるんで、決勝れはこのクルマの今のベストを尽くすだけです。順位は、ポイントを獲れればいいと思っています」

 日曜朝に行われたフリー走行では、#25 VivaC 86 MCは19番手だった。さて、決勝ではどんな走りを見せるのだろうか?

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 富士Ⅱ
サーキット 富士スピードウェイ
記事タイプ 速報ニュース