スーパーGT第7戦タイ決勝(GT300):最後までタイヤを維持した#25 VivaC 86 MCがポール・トゥ・ウィン

第7戦タイ戦のGT300クラスは、#25 VivaC 86 MCが詰め寄る3号車から逃げ切り、今季初の優勝を果たした。

 スーパーGT唯一の海外ラウンドのタイ戦、現地時間15時(日本時間17時)よりスタートした。

 GT300クラスは26台が参戦だが、マシントラブルの影響で、#2 シンティアム・アップル・ロータスが欠場。#28 Vattana BMW M6 GT3と#35 Arto 86 MCは現地タイでのプライベーターだ。

 予選のポールポジションは#25 VivaC 86 MC。しかし、当日のフリー走行では、予選2番手だった#3 B-MAX NDDP GT-Rが25号車のポールタイムを上回るラップタイムを記録しており、激戦が予想される。。

 序盤からレースをリードしたのは、ポールホジションスタートの#25 VivaC 86 MC。#3 B-MAX NDDP GT-Rは#0 GAINER TANAX GT-Rとサイド・バイ・サイド。しかしイン側に入った#3 B-MAX NDDP GT-Rが2番手を死守した。4番手は#18 UPGARAGE BANDOH 86がつけ、GT-Rの2台を追う。7番グリッドの#88 マネパ ランボルギーニ GT3は、好スタートで5番手に浮上した。

 しかし、1周目に#3 B-MAX NDDP GT-Rが#25 VivaC 86 MCを交わして首位に浮上。続いて#0 GAINER TANAX GT-Rも#25 VivaC 86 MCを追いかけていく。

 9周目には#0 GAINER TANAX GT-Rも#25 VivaC 86 MCを交わして2番手に浮上し、#3 B-MAX NDDP GT-Rを追いかけていく。

 13周目、#11 GAINER TANAX AMG GT3が4番手に浮上。じわじわと順位を上げているが、その後を#18 UPGARAGE BANDOH 86が追う。一方トップ争いは、GTーRの#3 B-MAX NDDP GT-Rと#0 GAINER TANAX GT-Rによって繰り広げられていく。その差は約1秒。#0 GAINER TANAX GT-Rのウェイトは48kgで、トップ5のマシンは全てハイウェイトだ。

 23周目で#18 UPGARAGE BANDOH 86が、早めのピットイン。タイヤ交換せずにピットアウトした。

 24周目で#3 B-MAX NDDP GT-Rがピットインしたが、一瞬エンストしてしまう。しかし無事タイヤ交換を済ませピットアウトした。その間、最終コーナーで#0 GAINER TANAX GT-RがGT500の#6 WAKO’S 4CR RC Fとバトルしていた#8 ARTA NSX CONCEPT-GTに接触し、フロントバンパーを破損してしまう。

 30周目で#25 VivaC 86 MCは、タイヤ交換なしでピットアウト。#3 B-MAX NDDP GT-Rがタイヤ交換で約43秒かかったのに対し、21秒でピットアウトした。これで#25 VivaC 86 MCは、ポジションを奪い返したばかりか、大きなアドバンテージを作る。

  先頭が38周目に入った頃、現在ポイントリーダーの#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが、1コーナーでガードレールに接触しクラッシュ。リタイアとなった。これでトップに立ったのは#4 グッドスマイル 初音ミク AMGだが、未だピットインしていない。#25 VivaC 86 MCは3番手、その後方8秒のところに#18 UPGARAGE BANDOH 86が追う。

 先頭が42周目を走る頃、#4 グッドスマイル 初音ミク AMGがようやくピットインした。よって#25 VivaC 86 MCがトップへ。1周1分34秒台とペースは好調だ。

 2番手を#18 UPGARAGE BANDOH 86が順調に追走していくが、#25 VivaC 86 MCのペースは変わらず好調で、逆にじわじわとトップとの差は開く。一方の3番手の#3 B-MAX NDDP GT-Rと4番手の#55 ARTA BMW M6 GT3とのタイム差は約10秒差。#3 B-MAX NDDP GT-Rのタイムはなかなか上がっていかない。

 残り10周というところで、GT500の#1MOTUL AUTECH GT-Rに#18 UPGARAGE BANDOH 86が接触。#18 UPGARAGE BANDOH 86はピットに戻るが、右リアが大破し修復が不可能だったためリタイア。これで2番手に上がった#3 B-MAX NDDP GT-Rはペースを上げ、怒涛の追い上げをかける。

 #3 B-MAX NDDP GT-Rとトップの#25 VivaC 86 MCとの差はどんどん詰まっていき、ファステストを記録しながら追い上げていく。

 ファイナルラップでトップ2台の差は1.4秒になるが、ここまで#25 VivaC 86 MCが最後まで逃げ切り、ポール・トゥ・ウィンを果たした。#25 VivaC 86 MCは今季初優勝。一方、ここタイを得意とする#3 B-MAX NDDP GT-Rは、今年は勝利とはならなかった。3位には#55 ARTA BMW M6 GT3が入った。

 

GT300クラスの表彰台
GT300クラスの表彰台

Photo by: Masahide Kamio

スーパーGT7戦タイ決勝暫定結果(GT300クラス)

1. #25 VivaC 86 MC/66Laps

2. #3 B-MAX NDDP GT-R/+1”189

3. #55 ARTA BMW M6 GT3/+25”879

4. #0 GAINER TANAX GT-R/+30”236

5. #55 ARTA BMW M6 GT3/+32”674

6. #31 TOYOTA PRIUS apr GT/+37”547

7. #33 Excellence Porsche/+39”149

8. #4 グッドスマイル 初音ミク AMG/+51”866

9. #11 GAINER TANAX AMG GT3/+1’01”453

10. #88 マネパ ランボルギーニ GT3/+1Lap

11. #65 LEON CVSTOS AMG-GT/+1Lap

12. #51 JMS LMcorsa 488 GT3/+1Lap

13. #63 DIRECTION 108 HURACAN/+1Lap

14. #30 TOYOTA PRIUS apr GT/+1Lap

15. #50 ODYSSEY SLS/+1Lap

16. #111 エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT/+1Lap

17. #9 GULF NAC PORSCHE 911/+1Lap

18. #35 Arto 86 MC/+2Laps

19. #22 アールキューズ SLS AMG GT3/+2Laps

20. #28 Vattana BMW M6 GT3/+2Laps

21. #87 triple a ランボルギーニ GT3/+4Laps

22. #18 UPGARAGE BANDOH 86/+9Laps

23. #60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3/+12Laps

24. #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS/+16Laps

25. #61 SUBARU BRZ R&D SPORT/+28Laps

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 ブリーラム
サーキット チャーン・インターナショナル・サーキット
記事タイプ レースレポート