スーパーGT開幕戦、チーム監督やドライバーに意気込みを聞く

 岡山国際サーキットで開幕した2016年のSUPER GT。まずはGT500を戦うドライバーや監督に今シーズンに向けての意気込みを聞いた。

 昨年、GT500チャンピオンとなった#1 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリは、今シーズンの開幕に向けて、「2年連続でチャンピオンを獲得した昨シーズンと同じ気持ちで戦いたいです。誰もやったことのない、3連覇を目指したいですね」と自信を持って語る。

 また、#12 カルソニック IMPUL GT-Rを走らせるTEAM IMPULの「闘将」星野一義は、「昨シーズンは僕にしてみれば、残念な結果に終わったシーズンとなってしまいました。ランキングは2位だったけれど、たくさんの人たちからカルソニックブルーのマシンでチャンピオンを獲って欲しいと言ってもらっていたので、本当に悔しい。そういった多くのファンの皆さんのためにも、今シーズンはチャンピオンを撮りたい」と力強くコメントした。

 また、「ここ岡山でのテストでは調子も良かったですし、ロングランでもいいデータも取れています」と語るのは#39 DENSO KOBELCO SARD RC Fの平手晃平。「チームの雰囲気もいいので、開幕戦から表彰台を狙っていきたいです」と語る。昨年に続き、今シーズンもF1参戦経験もあるヘイキ・コバライネンと共に戦うが、「昨シーズンはマシンのポテンシャルは高いところにあったのだと思いますが、チームとしてひとつにまとまりきれなかったという部分もあったので、今シーズンはそういった部分を修正して、良い感触を持って開幕戦に臨めると思っています。この開幕戦で勢いをつけて、ホームレースとなる第2戦につなげていきたいと思っています」と意気込みを語った。

 そして、新たにニック・キャシディとコンビを組むことになった#36 au TOM'S RC Fの伊藤大輔は「とにかくニッサンの3連覇を阻止したいです。このオフのテストからの良い流れをこの開幕戦に繋げ、レースでも良い結果を残したいです。シーズンオフのテストではやれることはあまりありませんでしたが、新しいスペックのエンジンも投入され、手応えは十分に感じています。新しいチームメイトのキャシディはまだ経験は少ないですが、テストの段階からどんどんステップアップをしてきているので、全く問題なく戦えると思います」とコメントした。

 チーム・ルマンのリーダーとして、今シーズンから#6 WAKO'S 4CR RC Fの指揮をとることになったのは脇阪寿一監督。ご存じのとおり、このレースが監督デビューとなる。「大嶋和也とアンドレア・カルダレッリというふたりのドライバーはとても優秀なので、ミスなく戦って、1シーズンが終わった時には結果はついてくると思っています。僕の仕事はチームの中の良い空気づくりをすることです。もちろん、結果も残したいと思っているので、焦ることなく、自分の仕事を果たしたいです」とコメントした。

 さらに、今シーズンからチームセルモ入りし、スーパーGTとスーパーフォーミュラの総監督を務めることになった浜島裕英氏は「GT500については、昨シーズンはGT-Rが速かったのですが、エンジンなどの改良はできる部分があるので、少しでも速くなるようにしていきたいですね。スーパーGTはタイヤの戦いもあるので、いずれかのタイヤがある条件下ですごく速くなるということもありますし、長距離のレースではコースの条件が変わっていくということもあります。予選の結果だけでは決勝レースがどうなるかは分からない、そこがこのレースの面白さだと思います」と語った。

 昨年は厳しい戦いとなったホンダ勢だったが、#8 ARTA NSX CONCEPT-GTの松浦孝亮は「ハイブリッドシステムを下ろしたことで車重が軽くなり、理論的に言うと、コーナーが速くなって、ストレートが遅くなるということになると思います。しかし、走っていて感じたのはまだコーナーが速くなりきっていないというフィーリングですね」とまだ物足りない様子だ。「オフのテストではレクサス勢が仕上がっているという感じです。状況として、やや苦しい状況だと感じていますが、ストレートスピードが上がったという実感もありますし、雨ならいけると思います。まだ厳しい部分もあるますが、シリーズ中盤以降はライバル勢との差は縮まっていくと思うので、頑張って戦いたいです」と語っていた。

 松浦のチームメイト、野尻智紀は「テストでは特にトラブルなどもなく走れましたし、まずは落ち着いてレースを戦うということに集中したいです。開幕して、夏場に向けて気温や路温が上がっていく中で、どういうパフォーマンスを出せるかはやってみないとわからないですね。ハイブリッドシステムは複雑なシステムなので、トラブルが多かったのも確かです。しかし、そういったことが少なくなってきたのは良かったと思います。その分、セットアップの煮詰めなどに注力できることになりましたし、後は実戦でパフォーマンスを上げていきたいと思っています」と語った。

 #100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの山本尚貴は「テストの結果を考えると、今回は厳しい週末になりそうです。ただ、蓋を開けてみなければわからないという部分もあるので、良い方向に転がっていけばいいと思っています。前半戦は厳しい戦いになると思いますが、チャンスは必ず巡ってくると思います。開幕戦ではしっかりとポイントを獲りたい」と話していた。

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 岡山
サーキット 岡山国際サーキット
チーム ニッサン・モータースポーツ , チーム・サード , TOM'S , Team LeMans , Cerumo , ARTA , チーム国光
記事タイプ プレビュー