【スーパーGT】ヨコハマタイヤ装着の無限。SFがタイヤの進化を加速!?

2017年からGT500クラスに復活のチーム無限とホンダが、ヨコハマタイヤを選んだ理由。それにはスーパーフォーミュラ用タイヤの存在があった。

 2016年のスーパーGT、GT500クラスのホンダ勢はブリヂストンユーザー4台、ダンロップユーザー1台という陣容だった。しかし先日、来季からの復活が発表されたチーム無限は、ヨコハマタイヤを履くことも明らかにされた。

「色々なタイヤメーカーさんの話もありました。今年(2016年)はNSXが全体的に落ち込んでいたという中、ヨコハマさんは2台で3回も勝った。期待と希望と、そしてチャレンジということで、ヨコハマタイヤさんが良いんじゃないかということで決めました」

 そうチームの手塚長孝監督は語った。

 一方、ホンダの山本雅史モータースポーツ部長も、ヨコハマタイヤを推したという。

「色々なことを考えて、ヨコハマさんにお願いしようということになりました」

「ヨコハマタイヤを装着しているホンダの市販車も多いですし、ヨコハマさんと直接話をしていても、開発に向けて非常にポジティブだというところにも感銘を受けた。戦略的にも幅を持たせることができるという意味で、ホンダとしても前進することができるのではないかということで、3者(ヨコハマタイヤ、チーム無限、ホンダ)で合意しました」

 ヨコハマタイヤが今季からスーパーフォーミュラのタイヤサプライヤーになったことも、今回打診する大きな要素になったという。山本部長は語る。

「今年からスーパーフォーミュラへのタイヤ供給をしていることで、タイヤが進化すると思うんです。スーパーフォーミュラは大きなダウンフォースがかかるので、タイヤには大きな負担がかかる。そういうカテゴリーのタイヤを作るということは、技術の蓄積という点では加速度的に速くなるだろうと思っています」

 新たにホンダ陣営にもタイヤを供給することになったヨコハマタイヤの秋山一郎タイヤ開発本部長は、次のように語った。

「今年の成績(#19 WedsSport ADVAN RC Fと#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rで合計3勝)を評価してもらった上で、チーム無限さんに声をかけてもらったということは嬉しい。ですが、プレッシャーも感じています」

 他のメーカー/チームはまだ体制を発表していないが、チーム無限が加わることで、ヨコハマとしては供給チーム数が増える可能性がある。

「供給先が仮に増えるようなことになったとしても、これまでと同じ体制と対応をして、頑張りたいと思います」

 ホンダの山本部長は、次のように付け加えた。

「新しくヨコハマタイヤを履くことですし、無限さんには頑張っていただいて、台風の目にならないかと思っています」

 レギュレーションが変わり、各陣営がダウンフォースの減ったマシンで戦う2017年。久々に復活し、そしてヨコハマタイヤを履くチーム無限は、どんな活躍を見せるのだろうか?

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シリーズ スーパーGT
記事タイプ 速報ニュース