新型アウディR8、富士で初表彰台。藤井「55号車にはコーナー立ち上がりで離された」

#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSがスーパーGT第5戦富士で3位に入り、新型R8として初の表彰台を獲得した。

 スーパーGT第5戦富士。GT300クラスは、最後まで目が離せない展開だった。

 結局は#55 ARTA BMW M6 GT3が逃げ切ったものの、最終的な2位のマシンとの差は0.106秒。稀に見る接戦のゴールだった。

 その”僅差”の2位に入ったのは、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSである。第1スティントのドライブを担当した藤井誠暢はレース後、次のように語っている。

「(55号車の)ブリヂストンタイヤはすごく良さそうな感じでしたが、僕たちが履いていたダンロップタイヤもとても良かったです。タイヤの勝負になると思ったので、とにかくタイヤを労って走りました」

「そんな中でどこかでチャンスがあればいいと思っていたのですが、BMWにはコーナーの立ち上がりで離されるという状況だった。逆にアウディはブレーキがすごく良いので、その部分で近付くことはできたものの、その時点までに離されてしまっていて、追い越すまではいかないという状況が続きました」

 予選までは圧倒した#55 ARTA BMW M6 GT3だが、決勝では#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSと終始接戦のような状況だった。

「高木(真一)選手もフェアで、お互いに良いバトルができたと思います。でも、無理をしても抜くことはできなかった。後半が勝負なので、リチャード(ライアン)にお願いしようと思ったんです」

 しかし、ピットインのタイミングで、一時離されることになってしまった。

「タイミングの違いもあり、一時はトップから思ったよりも離されてしまった。でも、リチャードのペースも良く、最後にはサイド・バイ・サイドになるほどだった。総合的に考えると、そこで差がついてしまったのが、勝てなかった理由だと思っています」

 メルセデスのAMG GT3、BMW M6 GT3に続き、新型GT3マシンで表彰台を獲得した3車種目となったアウディR8 LMS。しかし、今回表彰台に登れるとは思っていなかったという。

「そもそも今回の富士では、表彰台に上がるということを考えていたわけじゃないです。そういう意味ではラッキーだったと思います。新型R8のポテンシャルをお見せすることもできましたし、今後につながるレースになりました」

「次は絶対勝ちたいですね」

Additional reporting by 梅原康之

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 富士Ⅱ
サブイベント 日曜日 決勝レース
サーキット 富士スピードウェイ
ドライバー Richard Lyons , Tomonobu Fujii
記事タイプ 速報ニュース