立川祐路「なぜ良くないのか究明しきれていない」ZENT CERUMO 岡山予選リリース

4月9日に行われたスーパーGT開幕戦岡山ラウンドの予選、#38 ZENT CERUMO RC Fは7位だった。

 チームはマレーシアのセパン・サーキットでのタイヤメーカーテストを皮切りに、さまざまなコースでテストを重ね、開幕戦に向けた準備を順調に進めてきた。3月19〜20日には岡山国際サーキットで公式テストに臨んでいたが、ここでなぜかZENT CERUMO RC Fのタイムは伸び悩んでいた。その1週間後に富士スピードウェイで行われた公式テストでは好調さが戻っていただけに、村田卓児チーフエンジニアは、岡山での不調の原因究明を行い、開幕戦に向けて準備を整えていった。

 迎えた9日の公式予選日の岡山国際サーキットは、薄く雲がかかってはいるものの、晴天に恵まれた。朝から非常に多くのファンがスタンドから見守るなか、午前9時に朝の公式練習がスタートした。ここでは午後の予選、そして日曜の決勝レースに向けZENT CERUMO RC Fのセットアップの確認と、タイヤのチェックを行っていった。

 立川と石浦はメニューをこなしていき、立川が23周を走り1分19秒681、石浦が14周を走り1分19秒508というベストタイムをマーク。この公式練習は8番手で終えたが、やはり岡山公式テストで悩まされた「フィーリングが良くない」部分が残ったままだった。「いい方向には言っているんですが……」と村田チーフエンジニアも頭をかしげた。

 とはいえ、LEXUS TEAM ZENT CERUMOは午後に向けてさらにセットアップを進め、15時10分からスタートした公式予選Q1に挑んだ。セッション開始から残り8分というところで、石浦がステアリングを握りコースイン。1分19秒078というタイムをマークし、午前からは大幅にタイムを上げ4番手。予選Q2に駒を進めた。

 迎えた15時55分からのQ2では、立川がステアリングを握り、Q1同様残り8分を切ってからコースイン。入念にタイヤを温めアタックし、コースレコードタイムを上回る1分18秒937というタイムをマークしてみせた。

 しかし、ライバル勢はさらにZENT CERUMO RC Fを上回るタイムをマーク。ZENT CERUMO RC Fは予選7番手という結果となった。4月10日(日)の決勝に向け、LEXUS TEAM ZENT CERUMOはマシンの状態の改良を行い、優勝に向け追い上げを狙っていくことになる。

ドライバー/立川 祐路
「午前の公式練習でもそうでしたが、クルマのフィーリングがあまり良くなくて。いろいろなトライをしているのですが、なぜ良くないのかが究明しきれていないんです。クルマの雰囲気は変わるのですが、問題点の解決にはまだ至っていません。予選についても、充分うまくいったとは言えませんでした。なぜ岡山に来ると調子が悪くなってしまうのか……。他のコースではむしろすごくいいんですけど。とはいえ、今シーズンの開幕戦ですからね。気温も上がっていますし、うまくアジャストして、挽回していけたらと思っています」

ドライバー/石浦 宏明
「午前の公式練習からセットアップをかなり変更して、クルマは良くなっています。ただ、もともと感じていた岡山での『もうひとつ』と感じる部分は結局残ってしまっています。Q1は4番手タイムでしたが、自分たちとトップのタイム差は公式テストからあまり変わっていないこともあるので、引き続き決勝でもクルマの動きに納得いく感じが出せるように模索していきたいと思います。明日はかなり暖かくなる天気予報ですし、周回数も多いのでタイヤにも厳しいと思います。うまくマネージメントをして上位進出したいですね。そして、第2戦富士に繋がるよう、クルマのフィーリングを少しでも良くできるようにしたいです」

監督/高木虎之介
「予選前までにクルマは良くなったのですが、公式テストからの不調がなぜか残ってしまっています。なんとかQ1は通ることができたのは、そんな状況でも良かったと思います。開幕戦ですし、何が起きるのか分からないのがレースですからね。しぶとく戦って、上位を目指していきたいと思います。シーズンを見据えて、なるべくポイントを獲得したいですね」

LEXUS TEAM ZENT CERUMO

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 岡山
サブイベント 土曜日 予選
サーキット 岡山国際サーキット
ドライバー Hiroaki Ishiura , Yuji Tachikawa
記事タイプ 予選レポート