6号車チームルマン/脇阪監督「厳しい状況でも5位を目標にしていたが、届かなかった」

LEXUS TEAM LEMANS WAKO`Sレースレポート

2016年 SUPER GTシリーズ第5戦 富士スピードウェイ

【LEXUS TEAM LEMANS WAKO`Sレースレポート】レースレポート

予選(8月6日)
天気:晴れ/コース状況:ドライ/気温:33度/路温:48度(予選開始時)/湿度:66%(13時)/予選開始:14時25分

 スポーツランドSUGOでの第4戦から中1週という詰まった日程で迎えた第5戦(今季実質4戦目)。舞台は今季2度目となる富士である。 前戦SUGOではポールポジションを獲得したLEXUS TEAM LEMANS WAKO’S。しかしながら決勝序盤のGT300クラスとの交錯で遅れ、 猛追するも表彰台一歩手前の4位に甘んじた。それだけに、この富士では本来の速さと力量に見合った成果を得たいところである。 ただ、開幕から4位、5位、4位と安定的に上位結果を得て現在ランキングでも4位と上位につけているだけに、ハンデは46kgと軽くない。 他車と比べても優勝を狙うには厳しいハンデ状況といえるが、シリーズタイトル獲得に向け、今回も上位フィニッシュを目指して戦う。

予選結果:11位(予選Q1ベストタイム:1分29秒770/大嶋選手)

 夏の暑さが本格化した8月最初の週末。富士スピードウェイでは酷暑ともいえるコンディションでの戦いが展開されていくことになる。 大嶋&カルダレッリ組のWAKO’S 4CR RC F、朝のフリー走行でのベストは大嶋の1分29秒864で、これは全体5番手のタイム。 レクサス勢のトップとは0.001秒の僅差だった。予選にはQ1を大嶋、Q2をカルダレッリが受け持つオーダーで臨むことを決める。

 しかし午後の予選は、予期せぬ苦戦状況となってしまった。同じマシンで同じタイヤ銘柄の5台すべてがQ1落ちという大波乱が発生。 これは常に自動車メーカーとタイヤメーカーが高次元で激しく競っているGT500クラスならではの、時折起きるやむを得ない戦況だ。 大嶋が「コーナーはほぼ完璧でした」という走りを見せ、5台中2番手のタイムをマークするも、全体では11位という結果であった。

決勝(8月7日)
天気:晴れ/コース状況:ドライ/気温:34度/路温:52度(スタート後、15時)/湿度:56%(13時)/決勝パレードラップ開始:14時35分/決勝レース周回数:66周

決勝結果:9位 (所要時間:1時間52分48秒533/ベストラップ:1分32秒054=カルダレッリ選手)

 決勝日も富士スピードウェイは熱暑のコンディション。まずは朝9時から、決勝を見据えた30分間のフリー走行が実施された。 このセッションでは大嶋が1分31秒129のタイムを記録して、WAKO’S 4CR RC Fは全体2番手の位置につける。 富士では春の第2戦において、予選順位から10ポジションアップという見事な挽回劇を見せて5位に入賞した実績もある。 レース距離が当時は500km、今回は300kmという違いはあるが、再び決勝での浮上を演じ、今回も上位入賞を果たしたい。

 決勝は前半スティントをカルダレッリが担当し、大嶋が後半担当。グリッドポジションを守ってスタートしたカルダレッリは レース序盤、11〜10番手という位置で戦いを進めていく。やがてセーフティカーが入るアクシデントもあるなどしたのち、 各車のルーティンピットのタイミングがやってきた。カルダレッリは31周終了でピットに入り、大嶋にステアリングを託す。

 各車がピットを終えて順位関係が落ち着くと、上位にリタイアが出ていたものの、ピット作業に若干のロスが生じたこともあり、 ポジションは10番手。大嶋は41周目に19号車をパスするが、その後は単独走行気味の展開となり、そのまま9位でゴールした。 様々な面で厳しい戦いのなか、今季全戦入賞はキープできたが、今回はドライバーズポイント2点獲得にとどまることとなった。

大嶋和也選手のコメント
「予選では走りの手応えのわりにタイムが伸びない状況でした。決勝のペースも思っていたほど良くはなかった、という感じでしょうか。 19号車とはいいバトルができましたが、もう2周くらい早くパスしたかったですね。そうすれば、状況も変わっていたかもしれません。 終盤は単独走行気味でしたけど、クリアなところを走れれば前の39号車よりこっちの方が速いかな、というところではありました。 でもGT300に出会うタイミングが良くなかったりして、追いつけませんでした。次の鈴鹿では表彰台に乗りたいですね。また頑張ります」

アンドレア・カルダレッリ選手のコメント
「今週末の難しい状況を考えれば、ドライバーとして最大限やれることはやれたかな、というのがレース直後の今の率直な思いですね。 マシンがものすごく速いという状況ではありませんでしたけど、私の担当した前半スティントの内容はわるいものではなかったです。 問題は、追い越し禁止のイエローフラッグ区間やGT300クラスのマシンとの遭遇でタイムロスを被ったりしたことでしたね。 思うように順位を上げられませんでした。次の鈴鹿1000kmに向けては読めない要素や厳しい点もありますが、我々はトライし続けます」

脇阪寿一監督のコメント
「いろいろと厳しいレースウイークでした。そのなかでチーム全体で頑張りましたけど、やはり上位進出はなかなか難しかったですね。 決勝9位に入って、毎戦ドライバーズポイントを獲るということが今回も継続できたのは良かったと思います。 ただ、僕としては苦しい状況でも5位というところを目標に設定していましたから、そこには届かなかったということになります」

「ピットでの作業ロスは大きなものではなかったのですが、前戦もそこでライバルに前に行かれる、というかたちだったと思いますので、 これはチームとして考えなければならない課題だと思います。次の鈴鹿1000kmはピットストップが多くなるレースですから、 インラップ、アウトラップというところも含めて、皆できちんと検証をしていかないといけません。鈴鹿では着実に戦いたいと思います」

【LEXUS TEAM LEMANS WAKO`Sレースレポート】

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 富士Ⅱ
サブイベント 日曜日 決勝レース
サーキット 富士スピードウェイ
ドライバー Andrea Caldarelli , Juichi Wakisaka , Kazuya Oshima
記事タイプ 速報ニュース