GT-Rが圧巻の速さ。ZENTが3位に入り、GT-Rの1-3独占を阻止:スーパーGT富士予選結果

スーパーGT第2戦富士の予選セッションが行われた。GT500クラスのポールポジションを獲得したのは、#12 カルソニック IMPUL GT-R、2位にも#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが入り、フロントロウを独占した。3位には#38 ZENT CERUMO RC Fが飛び込み、#1 MOTUL AUTECH GT-Rから3位を奪い、GT-R勢の1-3独占を阻止した。GT300クラスは#55 ARTA BMW M6 GT3がPP獲得。

M6 GT3勢が速さを見せる:GT300 Q1

 14時30分から行われたスーパーGT第2戦の予選。まず行われたのは、GT300クラスのQ1だ。

 前半でトップに立ったのは、#25 VivaC 86 MC。松井孝允のドライブで、1分37秒336をマークする。前日、同チームの土屋武士が語っていたように、5万円の予算で作り上げたアップデートが生かされているのだろうか?

 この#25 VivaC 86 MCのタイムを更新したのが、#55 ARTA BMW M6 GT3。2周にわたってベストタイムを連発し、1分36秒012のコースレコードを樹立して見せた。同じくこれまでのコースレコードを上回るタイムを叩き出したのが#7 Studie BMW M6で、これが2番手に上がり、BMW M6 GT3勢がワンツー体制だ。午前中の公式練習でトップタイムだった#51 JMS LMcorsa 488 GT3も4番手につける。

 #2 シンティアム・アップル・ロータスも好調。同じマザーシャシーを使う#25 VivaC 86 MCを上回り3番手に入る。

 セッション終了間際に好タイムを連発したのが#88 マネパ ランボルギーニ GT3で、平峰一貴のドライビングで2番手に上がる。#3 B-MAX NDDP GT-RD.Pの星野一樹も、それまで脱落圏内ギリギリにいたものの、最後の最後でタイムを更新、6番手に。#61 SUBARU BRZ R&D SPORTも好タイムで7番手である。

 15番手#5 マッハ車検 MC86以降はここで脱落。脱落したマシンの中には開幕戦のウイナーである#65 LEON CVSTOS AMG-GTの姿もある。

GT-R勢全車Q1突破:GT500 Q1

 続いて行われたGT500クラスのQ1。セッションがスタートしても、各車タイミングを見極め、なかなかコースインしていかない。

 セッション残り半分といったところで、ようやく各車がコースイン。その先陣を切ったのは、#1 MOTUL AUTECH GT-Rである。ドライバーは松田次生である。

 その松田は、アタック1周目に1分31秒台を記録。しかし、午前中の練習走行を見れば、まだまだタイムを上がっていきそうだ。

 そして松田は次の周で1分28秒468を記録。各車これを更新することができない。

 太刀打ちしたのは、やはりGT-R勢。まずは#12 カルソニック IMPUL GT-Rが1分28秒208を記録してトップに。そして、千代勝正のドライブで1分27秒366のレコードタイムを記録した#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rがトップに浮上する。

 レクサスRC F勢で気を吐いたのは#38 ZENT CERUMO RC Fの石浦宏明。#1 MOTUL AUTECH GT-Rのタイムを上回ってきた。また、終了間際に#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rが3番手に割って入り、これせ前出の#38 ZENT CERUMO RC Fが4番手、#1 MOTUL AUTECH GT-Rが5番手となった。

 トップ5中なんと4台がGT-R。昨年のここ富士でも強さを見せたとおり、今季もそのポテンシャルは健在だ。

 苦戦が伝えられていたNSX CONCEPT-GT勢は、7番手に#15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT、8番手に#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTが入り、2台がQ2進出。これで、#37 KeePer TOM'S RC F、#36 au TOM'S RC Fなど、多くのRC Fを追い出した格好だ。

開幕戦好調。AMG GT3は下位に沈む:GT300 Q2

 GT300クラスのQ2。まず素晴らしいタイムを記録したのは、#3 B-MAX NDDP GT。ヤン・マーデンボローが1分36秒209を記録してトップに立つ。

 しかし、これを更新したのは#55 ARTA BMW M6 GT3の小林崇志。小林は1分35秒707とこちらもレコードタイムを記録して、問題なくポールポジション獲得となった。M6 GT3にとっては、初のポールポジションである。

 以下#25 VivaC 86 MC、#31 TOYOTA PRIUS apr GT、#7 Studie BMW M6という順位である。ウエイトハンデがあるとはいえ、開幕戦で上位を占めたメルセデスAMG GT3勢が軒並み下位に沈んだというのは、興味深いところだ(ちなみにAMG GT3の最上位は10位の#4 グッドスマイル 初音ミク AMG)。

ZENTが気を吐き、GT-R勢の1-3独占を阻止:GT500 Q2

 GT500クラスのアタックは、残り6分というところから。#100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTの伊沢拓也がトップタイムを記録すると、これを#12 カルソニック IMPUL GT-Rが更新してトップに浮上する。

 本命はやはりGT-R勢か? ロニー・クインタレッリの#1 MOTUL AUTECH GT-Rががトップに立つと、それを本山哲の#46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rがコースレコードで上回る。

 しかし、これで終わりではない。#12 カルソニック IMPUL GT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが、1分27秒453でトップに。これで、大勢は決した。

 ただ、#38 ZENT CERUMO RC Fの立川祐路が意地を見せ、#1 MOTUL AUTECH GT-Rを交わして3番手に。GT-Rの1-3独占を阻止した。とはいえ、いずれにしてもGT-R勢が速さを見せつけた予選だったと言えよう。

スーパーGT第2戦富士 予選結果

【GT500クラス】
1. 12 カルソニック IMPUL GT-R 1'27''931/1'27''453
2. 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 1'27''366/1'27''687
3. 38 ZENT CERUMO RC F 1'28''305/1'27''960
4. 1 MOTUL AUTECH GT-R 1'28''418/1'27''973
5. 39 DENSO KOBELCO SARD RC F 1'28''493/1'27''996
6. 15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT 1'28''532/1'28''326
7. 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 1'28''268/1'28''538
8. 100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 1'28''533/1'28''736
9. 6 WAKO'S 4CR RC F 1'28''563
10. 37 KeePer TOM'S RC F 1'19''130
11. 8 ARTA NSX CONCEPT-GT 1'19''672
12. 19 WedsSport ADVAN RC F 1'19''251
13. 17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 1'19''685
14. 36 au TOM'S RC F 1'19''397
15. 64 Epson NSX CONCEPT-GT 1'20''249

【GT300クラス】

1. 55 ARTA BMW M6 GT3 1'36''012/1'35''707
2. 25 VivaC 86 MC 1'36''606/1'35''961
3. 31 TOYOTA PRIUS apr GT 1'37''107/1'36''036
4. 7 Studie BMW M6 1'36''399/1'36''053
5. 3 B-MAX NDDP GT-RD.P 1'36''907/1'36''194
6. 21 Hitotsuyama Audi R8 LMS 1'36''965/1'36''264
7. 18 UPGARAGE BANDOH 86 1'37''247/1'36''424
8. 61 SUBARU BRZ R&D SPORT 1'36''924/1'36''609
9. 0 GAINER TANAX GT-R 1'37''187/1'36''618
10. 4 グッドスマイル 初音ミク AMG 1'37''028/1'36''893
11. 51 JMS LMcorsa 488 GT3 1'36''941/1'36''954
12. 88 マネパ ランボルギーニ GT3 1'36''190/1'36''994
13. 26 AUDI R8 LMS 1'37''110/1'37''839
14. 2 シンティアム・アップル・ロータス 1'36''578/1'38''420
15. 5 マッハ車検 MC86 1'37''414
16. 11 GAINER TANAX AMG SLS 1'37''441
17. 30 TOYOTA PRIUS apr GT 1'37''541
18. 65 LEON CVSTOS AMG-GT 1'37''671
19. 360 RUNUP Group&DOES GT-R 1'37''685
20. 48 DIJON Racing GT-R 1'37''760
21. 33 Excellence Porsche 1'37''935
22. 108 DIRECTION 108 HURACAN 1'38''032
23. 9 GULF NAC PORSCHE 911 1'38''046
24. 87 triple a ランボルギーニ GT3 1'38''071
25. 50 ODYSSEY SLS 1'38''156
26. 111 エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT 1'38''360
27. 22 アールキューズ SLS AMG GT3 1'38''386
28. 63 DIRECTION 108 HURACAN 1'38''646
29. 60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 1'38''150

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 富士
サブイベント 火曜日 予選
サーキット 富士スピードウェイ
記事タイプ 予選レポート