NISMO陣営は戦前から自信を持っていた?:スーパーGT岡山分析

予選3番手から盤石の走りで、開幕戦を勝利したMOTUL AUTECH GT-R。レース後に松田次生は「岡山と富士は大丈夫だと思っていた」と語る。やはり今年もGT-R勢が最有力なのか?

 岡山国際サーキットで開催された、スーパーGTの2016年開幕戦。例年同様、ファンを納得させる面白さが詰め込まれたレースとなった。
 上位陣のみならず、GT500、GT300ともに、タイトなコースであちらこちらでさまざまなバトルが繰り広げられ、これまでと変わらない、見ごたえのあるレースが展開された。特に、舞台がコンパクトでタイトなサーキットである岡山だっただけに、そういったGTならではの面白さが凝縮されていたのだと言えるだろう。
 そんな見どころが多かったレースの中、GT500クラスで優勝を果たしたのは、昨年のチャンピオンチームであるNISMOの松田次生/ロニー・クインタレッリ組。予選は3位だったが、ミシュランタイヤのポテンシャルも含め、チーム全体として完璧な戦略をやり遂げた結果、82周のレースで2番手を15秒引き離す速さを見せつけて、開幕戦を制した。
 レースの明暗を分ける要素となったのは、ひとつには天候の微妙な変化があった。クインタレッリは「微妙な天候だったけど、ドライタイヤを履いてスタートできたのが良かったです」と言う。これに関しては松田も「タイヤの選択も良かった」と口をそろえる。
 予選は3番手だったMOTUL AUTECH GT-Rだが、戦前から自信を持っていたということも伺える。
「テストの段階から岡山と富士は大丈夫だと思っていました」
「予選で3位に入ることかできたのが良かったと思います」
 とは、松田の弁である。クインタレッリも「開幕戦での優勝は初めてなので、とても嬉しいです。クルマのバランスも決まっていたし、今回はいけると思っていました。良いレースができたと思います」と語った。
 特にレースでは、盤石の強さを見せた感のあるMOTUL AUTECH GT-R。ウエイトハンデを搭載する次戦富士では、どんな走りを見せるのか。いずれにしても、3連覇に向けて絶好のスタートを切ったことは間違いない。

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 岡山
サーキット 岡山国際サーキット
ドライバー Ronnie Quintarelli , tsugio matsuda
記事タイプ 分析