SUPER GT、いよいよ開幕。今シーズンもGTから目が離せない!

ホンダのハイブリッドシステム非搭載で、再び三つ巴の戦いに。タイヤ戦争もさらに激化

 日本のレースシリーズとして、最も多くの観客動員を誇るSUPER GT。今シーズンもいよいよ岡山国際サーキットで開幕した。今季はどんなシーズンになるのか? 開幕を前にして行われた岡山と富士での公式テストから、 GT500クラスの勢力図を分析してみた。

 

 最初の公式テストは3月19〜20日に岡山国際サーキットで行われた。ここでまず速さを見せたのは12号車カルソニックIMPUL GT-Rだったが、徐々にレクサス勢の速さが目立ち始め、2日間のトップタイムは37号車KeePer TOM’S RC Fが記録している。また、3月26〜27日に行われた富士スピードウェイでの公式テストでは、岡山テストでの序盤で速さを見せた安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組のNo.12 カルソニックIMPUL GT-Rと立川祐路/石浦宏明組のNo.38 ZENT CERUMO RC Fが上位に食い込んだ。

 公式テストに先んじて行われたメーカーテストではミシュランやダンロップなどのタイヤを履くチームが優勢……という噂もあったが、最後の公式テストで上位を占めたのは、前出の2台を含むブリヂストンタイヤ勢。これがコンディションの変化によるものなのか、それともブリヂストンの開発が急速に進んだからなのか……。いずれにせよ、今季もタイヤという要因が勢力図を大きく左右しそうな状況だ。

 ミシュランユーザーであり、昨年のチャンピオンでもある1号車MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリは「現状では一発のタイムに関して苦労しています。ただ、ロングランに関してはライバルに負けているという感触はなく、勝負ができるレベルにあると思っています。今シーズンも頑張って戦いたいですね」とコメント。タイムシート上ではブリヂストン勢に遅れを取ったものの、シーズンイン後の巻き返しに含みを持たせた。

 ところで、今季最大の変化点といえば、ホンダのNSX勢がハイブリッドシステムを外してきたこと。しかし、唯一のミッドシップのエンジンレイアウトは踏襲されることになり、ポテンシャルにどんな変化を見せるのかに注目が集まる。テストでもレクサスRC FやニッサンGT-Rに匹敵する速さを見せており、3メーカーのマシンによる、超接近戦になりそうな予感だ。ホンダNSXを走らせるリアルレーシングの金石監督は「これまでのテストなどでは少し迷いもあったのですが、今回(富士での公式テスト)の最終セッション(午後の走行時間)で2番手タイムを出すことができ、ちょっとホッとしました。ふたりのドライバーの息も合ってきていますし、いい感じになってきていると思います」とコメントを残している。

 稀に見る激戦の予感漂う今季のGT500。今年はどんな結果となるのか?

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シリーズ スーパーGT
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