スーパーGT第4戦SUGO【GT300】「レーシングカーの完成形」と自信を見せる土屋武士

2カ月半ぶりのスーパーGT。SUGOラウンドGT300プレビュー

 明日から始まるスーパーGT第4戦SUGOラウンド。GT300クラスの争いも激戦になりそうな状況だ。

 前戦富士のレースを制したのは、#3 B-MAX NDDP GT-R。ドライバーの星野一樹はこのレースを心待ちにしていたと語る。

「約2カ月半ぶりのレースなので、待ちに待ったという感じです。これまで多くのテストをこなしてきましたが、それをしっかりと出せれば結果を残せると思います」と星野。ただ、JAF-GT勢の巻き返しを警戒する。

「予選について言えば、JAF GT勢に対しては厳しい部分もありますが、決勝はいけると思います。テストではかなり良い手応えをつかんでいるので、決勝レースのことを考えて戦っていきたいと思います。また、僕らは今ポイントリーダーなので、チャンピオンシップのことも考えながら戦いたい」

 富士で2位だったのは、#55 ARTA BMW M6 GT3だ。今季から登場したM6 GT3は、トータルバランスに優れたマシンに仕上がりつつある。

 ドライバーの高木信一は次のように語る。

「事前のテストでは良いセットアップも見つかりました。タイヤのフィーリングも良さそうです。ただ、JAF-GT勢はこのコースを得意としていますから、GT3勢の中でのトップを狙っていきたいと思っています。ただ、M6は燃費が悪く、鈴鹿でも良さが出ていない感じでした。なので、このSUGOと次の富士では、しっかりとポイントを獲っておきたいと思います」

 星野と高木が警戒するJAF-GT勢。その筆頭と言えるのが、マザーシャシーを走らせる#25 VivaC 86 MCだろう。現在、ランキングでも3番手につけている。ドライバー兼エンジニアの土屋武士は語る。

「このインターバルの間に3回のテストがあったので、色々なアイテムを試した」と言う土屋。

「第1段階で色々な素材を集め、それをどう料理するのかを考えてまとめたのが、今回の仕様です。ほぼ思い通りに仕上げることができ、クルマはものすごく良くなっています」

「今までで乗ったレーシングカーの中でも、もっとも思い通りに動くマシンになりました。ひとつの完成形が出来上がったという感じです」

 そう語る土屋。土屋は富士ラウンドでも、「あまりにも良くて、ドライバーに”戻って”しまった」と、マシンの仕上がりを大絶賛していた。その時以上の大きな自信を抱いて、このSUGOに挑んできたようだ。

「SUGOはJAF GTのマシンにとって有利なサーキットだと思います。車重が軽いと言うこともありますし、その長所をコーナーで発揮できる。また、3速とか4速を多用するコースなので、ボトムスピードの高さが大きなメリットになります。そういう意味では、一番得意なサーキットと言えるでしょう。ぜひJAF GTの中でトップでチェッカーを受けたい」

 さらに土屋は、今後のレースにも目を向ける。

「今季の目標はシリーズチャンピオンなので、しっかりと戦いたいと思うし、それを実現させたいです」

 3者が”JAF GT有利”と口をそろえるSUGOラウンド。実際にその通りの結果になるのだろうか? まずは明日行われる予選に注目だ。

Additional reporting by 梅原康之

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 スポーツランドSUGO
サーキット スポーツランドSUGO
記事タイプ プレビュー