スーパーGT第5戦富士決勝(GT300):55号車ARTAが僅か0.1秒差で21号車を抑え優勝

スーパーGT第5戦富士決勝レースが行われ、GT300クラスは#55 ARTA BMW M6 GT3が優勝を果たした。

 ポールポジションスタートの高木真一が乗る#55 ARTA BMW M6 GT3が首位をキープし、藤井誠暢の#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSが2番手をキープしていく。

 3周目には#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが#51 JMS LMcorsa 488 GT3を交わして3番手に浮上。その後、31号車も51号車を狙い、オーバーテイクを完了。4番手に上がる。

 9周目を走行していた#33 Excellence Porscheは、左リヤタイヤがバーストし、大きく順位を落とす。

 首位争いは接近。#55 ARTA BMW M6 GT3の背後に、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSがヒタヒタと詰め寄ってくる。そして、12周目には完全に真後ろに。13周目の1コーナーで21号車が55号車のインを狙うが、高木はしっかりとポジションをキープ。アウディを押さえ込んでいく。

 上位ふたりがバトルを繰り広げている際、61号車のBRZが徐々に迫り、上位を脅かしていく。

 16周目の1コーナーで、#9 GULF NAC PORSCHE 911と#22 アールキューズ SLS AMG GT3が接触。33号車はコースサイドにマシンを止める。22号車は走り続けることを試みるが、ボンネットがコカ・コーラ・コーナー手前に飛散。これにより、セーフティカーが出動、一時休戦という形になる。

 なお、この事故が起きたのと時を同じくして、#7 Studie BMW M6がスローダウン。順位を大きく落としてしまう。

 24周目からレース再開。55号車はなんとか21号車の攻撃を抑え、トップを維持していく。そして、ピットレーンがオープンしたと同時に、#65 LEON CVSTOS AMG-GTや#63 DIRECTION 108 HURACAN、そして#25 VivaC 86 MCなどがピットインしている。

 4番手を走っていた嵯峨宏紀ドライブの#31 TOYOTA PRIUS apr GTは、26周を走り終えた段階でピットイン。タイヤ交換、そしてドライバー交代を行う。しかし、走り出していくことができない。結局再スタートできず、ガレージに入れられてしまった。

 3番手を走っていた#61 SUBARU BRZ R&D SPORTは、28周目を終えた段階でピットイン。さらに2番手の#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSは29周を走った段階でピットに戻っている。30周終了時点では#55 ARTA BMW M6 GT3もピットインを行い、順位を守った。

 88号車がピットインを遅らせ、この効果もあって4番手まで浮上する。

 小林崇志が乗る#55 ARTA BMW M6 GT3は先頭をキープして逃げるが、残り10周を切るあたりから徐々にペースが落ち始め、一時5秒以上あった2位との差は、3秒を切るところまで接近してくる。

 56周目、6番手を走っていた#65 LEON CVSTOS AMG-GTが失速してしまう。これで6番手に上がったのは、予選で下位に下がっていた#3 B-MAX NDDP GT-R。前回のSUGO同様、着実に順位を上げてきた格好だ。なお#65 LEON CVSTOS AMG-GTは、これでピットに戻り、ガレージにマシンを入れている。

 残り3周。#55 ARTA BMW M6 GT3の背後に、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSが迫ってくる。その差は1秒以内。最後の最後まで、目が離せない展開である。

 21号車に乗るリチャード・ライアンは最後まで諦めず、最終ラップも食らいついていく。そして55号車のテールに食らいつくように、最終コーナーを立ち上がる。

 そして、テール・トゥ・ノーズの状態でチェッカー。#55 ARTA BMW M6 GT3が今季初優勝を決めた。2位には#21 Hitotsuyama Audi R8 LMS。その差はわずか0.109秒だった。3位には#61 SUBARU BRZ R&D SPORTが入った。

■スーパーGT第5戦富士決勝結果(GT300クラス)
1. #55 ARTA BMW M6 GT3/62Laps
2. #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS/+0''106
3. #61 SUBARU BRZ R&D SPORT/+10''762
4. #88 マネパ ランボルギーニ GT3/+28''948
5. #4 グッドスマイル 初音ミク AMG/+28''954
6. #3 B-MAX NDDP GT-RD.P/+33''213
7. #11 GAINER TANAX AMG SLS/+43''768
8. #26 AUDI R8 LMS/+1Lap
9. #0 GAINER TANAX GT-R/+1Lap
10. #18 UPGARAGE BANDOH 86/+1Lap
11. #51 JMS Lmcorsa 488 GT3/+1Lap
12. #48 DIJON Racing GT-R/+1Lap
13. #25 VivaC 86 MC/+1Lap
14. #5 マッハ車検 MC86/+1Lap
15. #30 TOYOTA PRIUS apr GT/+1Lap
16. #50 ODYSSEY SLS/+1Lap
17. #60 SYNTIUM Lmcorsa RC F GT3/+1Lap
18. #63 DIRECTION 108 HURACAN/+1Lap
19. #9 GULF NAC PORSCHE 911/+3Laps
20. #111 エヴァRT初号機 Rn-s AMG GT/+3Laps
-. #65 LEON CVSTOS AMG-GT/+6Laps
-. #33 Excellence Porsche/+9Laps
-. #31 TOYOTA PRIUS apr GT/+16Laps
-. #2 シンティアム・アップル・ロータス/+37Laps
-. #22 アールキューズ SLS AMG GT3/+47Laps
-. #360 RUNUP Group&DOES GT-R/+52Laps

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この記事について
シリーズ スーパーGT
イベント名 富士Ⅱ
サブイベント 日曜日 決勝レース
サーキット 富士スピードウェイ
ドライバー Shinichi Takagi , Takashi Kobayashi
記事タイプ レースレポート