ディ・グラッシ「僕らの懸念はトヨタではなく、ポルシェだった」

WEC富士で2位に終わったアウディのデュバルは「今までで最も厳しい2位」と語り、ディ・グラッシも「燃料搭載量が厳しかった」と不満を漏らした。

 ロイック・デュバルは、アウディが最速のパッケージを持っていたにもかかわらず富士でトヨタに敗れたのは、非常に厳しい結果だと語る。

 8号車アウディR18は、レースの大部分をリードしていた。しかしレース終盤、6号車トヨタがタイヤを交換しない作戦を採ったことで首位の座を奪われ、そのままチェッカーまで追いつくことができなかった。

 とはいえ、最後の45分でデュバルは、13秒あった6号車トヨタのリードを、1.4秒まで縮める走りを見せた。しかし、それが精一杯。僅差で勝利を失ってしまった。

「僕らは全然満足できていない」

 レース後にデュバルはそう語った。

「今までで一番厳しい2位だ。なぜなら、僕らはできる限りプッシュしていたからね。そしてドライバーも、戦略面でも、何のミスも犯していないんだ」

「僕らは再び最速のパッケージを持っていたと思う。でも、それでは十分ではなかった。そして、多くのトラフィックに接近してしまった。僕らは別の理由で負けたんだ。それは、とてもタイトだった」

「僕は最終ラップで可夢偉を抜きたいと思っていた。その方が、誰にとっても良かったと思う。もちろん、彼らを除いてね」

ディ・グラッシ「燃料搭載量が僕らを苦しめた」

 LMP1クラスのライバルであるトヨタやポルシェとは異なり、アウディはディーゼルエンジンを使用している。そのため、燃料タンクの容量は小さい。このために航続距離が短くなり、それが戦略面でアウディを苦しめていると、ルーカス・ディ・グラッシは語る。

「このレースで僕らは、7スティントを行った。その1スティントは、ポルシェよりも2周ずつ短かったんだ」

 そうディ・グラッシは説明する。

「この2周は、燃料タンクの容量によるものだ。僕らは戦略面で、いつも劣勢に立たされている」

「ここも例外ではなかった。それはとてもタイトだったからね。僕らはやらなければならなかったことをやったし、それを正確にやり遂げた」

 ディ・グラッシは、レースでトヨタとポルシェの最後の戦略が予想外だったことを認めた。

「僕らは、ポルシェが最後に1.5スティントを行うと考えていたんだ」

 そう彼は言う。

「しかし、僕らが驚いたのは、トヨタがショートストップをして、同じタイヤで2スティント走ったことだ」

「ポルシェも、それをしなかった。彼らは普通なら、残りの周回数が少なかったのにね。僕らはレース途中での懸念は、ポルシェだったんだ。トヨタではなかった」

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 富士
サーキット 富士スピードウェイ
ドライバー Loic Duval , Lucas di Grassi
チーム Audi Sport Team Joest
記事タイプ 速報ニュース