デビッドソン「若手は耐久レースに向いてない」

アンソニー・デビッドソンは、若手よりも経験豊富なドライバーの方が耐久レースに適していると考えている。

 2010年と2011年にプジョーのLMP1プログラムに参加していたアンソニー・デビッドソンは、現在TOYOTA GAZOO RACINGのLMP1ドライバーであり、2014年にはFIA世界耐久選手権(WEC)のタイトルを獲得している。

 彼のドライブする#5 Toyota TS050 Hybridは6台しかないLMP1-Hマシンの1台。WECへの関心は増えているが、LMP1-Hクラスで30歳以下のワークスドライバーは18人のうちたった3人しか存在しない。ポルシェのブレンドン・ハートレー、トヨタの小林可夢偉とセバスチャン・ブエミの3名である。

 新しい世代のドライバーがLMP1クラスでレースをしたいと望んでいるが、経験あるドライバーの方が耐久レースには適しているとデビッドソンは話す。

「若手ドライバーはエネルギーに満ち溢れているけど、ドライビング中にイライラしたり、そういう不安定な面も持ち合わせている。だから必ずしも、若手が耐久レースに向いているとは言えない」

「このシリーズは経験あるドライバーにとっても魅力的だ。レース全体を見渡す必要があるし、もしマシンに電気を貯めすぎると、トラブルが起きたりミスを犯すこともある」

「若い時は、3人組でやっていくのに邪魔になるような大きなエゴを持っているだろう。そのエゴを押し込めて、自分の欲を捨てて、あらゆることに妥協する必要がある」

「若手がやらなきゃいけないことはこれで全部じゃない。彼ら自身のことに集中しないといけないんだ」

「彼らには優れた素質がある。だけどもし僕がもう一度若手に戻るなら、スポーツカーでレースをして、もっとリスクをとって、今よりも厄介者になるね。僕は今、優れたスポーツカードライバーだ」

 さらにデビッドソンは、トップクラスのスポーツカードライバーが、長い間競争力を保ち続けるためには、チームにドライバーラインアップを交代させるような心配をさせないことだと話した。

「僕は今37歳だけど、まだ自分が年長のドライバーだとは思ってないよ」

「45歳まではレースキャリアを続けられるんじゃないかな。トム・クリステンセンみたいにね。彼は45歳を過ぎているけど、今もいいパフォーマンスを発揮している」

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ WEC
ドライバー Anthony Davidson
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース