プジョー、低コスト”ノンハイブリッドLMP1マシン”の実現を提案

プジョー・スポールのブルーノ・ファミンは、WECはハイブリッドシステムなしのLMP1規則を検討すべきだと考えている。

 プジョーは、エネルギー回生システムがレギュレーションで義務化された2012年を前にLMP1クラスから撤退し、それ以降スポーツカーレースには関与していない。

 これまでプジョーは、WEC参戦のコストがカムバックを考慮するにもあまりに高すぎると繰り返し述べている。その一方で同社は、ダカールラリーでの成功を中心に、クロスカントリーラリーの計画に多額の投資を行っている。

 motorsport.comの独占インタビューに応じたプジョー・スポールの代表であるブルーノ・ファミンは、WECは高価なハイブリッドシステムを必要としない、他の効率化を目指す方法を検討する必要があると主張する。その方法のひとつとして彼は、現在875kgと規定されている最低重量の、劇的な低下を主張している。

「WECは持続可能ではない。いくらルールの精神が素晴らしくともね」

 アウディのWEC撤退発表の直前に、ファミンはそう答えていた。

「今WECには3つの巨大メーカーが参戦している。彼らは、自らが開発した革新的技術を誇示したいのだ。しかし、コストが非常に高く、これに加わろうとするメーカーは誰もいない」

「私は効率を達成するための別の方法を提案したい。すなわち、軽量化だ。CO2の排出量と燃費を削減したいならば、ハイブリッドシステムを使わずにそれを実現する方法がある」

「FIAとACO、そして他のメーカーは、これについて議論する必要がある。そして彼らは他のブランドが少ない予算でも勝利できるようなレギュレーションの基礎を築く必要がある」

「2008年のアメリカでは、ペンスキーが780kgのLMP2マシンを走らせた。今、同じようなことを行うことを考える必要がある」

 ファミンはWECのマシン開発費の高騰を抑えるだけでは不十分であり、世界的なメーカーに対して、最も高価的に利益をもたらすことを目的としなければならないと強調する。

「クルマの設計コストを削減するだけではなく、ル・マン24時間レースをベースに、シーズンを縮小するために取り組むべきだ」とファミンは言う。

「それが素晴らしいイベントであることに疑いの余地はない。しかし、それは1週間だけだ。チャンピオンシップの残りの部分がもたらす利益は良いが、並外れたものではない」

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シリーズ WEC
チーム Peugeot Sport
記事タイプ 速報ニュース
タグ bruno famin