新生アルピーヌは2018年日本登場予定。「フランス国旗を高く掲げたい」とWEC富士に意気込み

新生アルピーヌは、2018年に日本で販売を開始する予定であることが分かった。またWEC富士に対する意気込みを語った。

 復活を目指し準備が進められているアルピーヌは、2017年に欧州マーケットで新型スポーツカーの発売を開始し、翌年日本上陸を果たす予定であることを明かした。アルピーヌは1995年に製造・販売活動を休止していた。しかしルノーは2012年に、アルピーヌを復活させることを発表をしていた。実に約20年間のブランクを経ての復活が目指されているのだ。

 この日は東京の六本木ヒルズカフェでこのプロトタイプモデル”アルピーヌ・ヴィジョン”の発表会が行われ、会場にはかつてモータースポーツファンを熱くさせたアルピーヌA110が飾られた。また、今週末のWEC富士に参戦するニコラス・ラピエール、グスタボ・メネセス、ステファン・リケルメも参加。彼らはアルピーヌA460(シグナテック・アルピーヌ)で戦っており、現在LMP2クラスでランキング首位に立っている。

  シグナテック・アルピーヌを率いるフィリップ・シノーは今回のWEC富士戦に対し、意気込みを語った。

「フランス人は皆モータースポーツが大好きだ。新世代のA460は素晴らしいパフォーマンスを持っており、アルピーヌから素晴らしいドライバーを用意するよう要請された。今回の6人のドライバーは素晴らしいドライバーたちだ。WECでは、フランスの国旗を高いところに掲げたい」

日本のアルピーヌへの情熱

 アルピーヌは、1955年から95年の間に30,000台のスポーツカーを製造・販売した。アルピーヌが世に出回らなくなってからも、熱烈なファン、サポータークラブによる活動や、様々なモータスポーツイベントにプライベーターが参加することによって、アルピーヌの継続的な存在感を示していた。日本のコレクターにも、A441、A110(通称ベルリネット)などを所有するオーナーが多数存在。名古屋、大阪、東京を拠点とするオーナークラブが、今でもなおアルピーヌを愛し続けている。

 今回欧州以外でのローンチ先を日本に決めたのも、日本でのアルピーヌの情熱と、コンパクトで2ドアというクルマのコンセプトが日本にマッチしたからだという。

「材料はここに整いました。乗り心地の良いクルマ、専門性の高いディーラー、そして日本にいる情熱的なアルピーヌファンです」

プロトタイプカー”アルピーヌ・ヴィジョン”とは?

 今回のアルピーヌ復活は、ルノーのエンジニアリングチームの協力体制が基となっているという。ルノー・スポールのテクノロジーを活かすことで、新しいプラットフォーム構築を目指しているのだ。アルピーヌは今回の復活で、クルマのディティールに拘りを持ち、ディーラーネットワークを強化、またモータスポーツ活動の再開をコミットメントとして掲げている。

 生産予定台数はそれほど多くはなく、年間1000台前後を予定しているという。そのため、ある程度高額になることが予想されるが、「毎日乗って欲しい」という思いから、RR(リヤエンジン/リヤドライブ)ではなく、より運転しやすいMR(ミッドシップ)を採用したと、アルピーヌのデザインディレクターであるアントニー・ヴィランは語った。

「MRにすることで、俊敏性を高めました。これにより、運転のしやすさと快適性を両立しています」

「ディーラーには専門家を置いて、顧客にはエクセレントな対応を受けてもらいたい。また、クルマもフルオーダーを対応できるように調整しています。特別感のあるアルピーヌを感じてもらいたい」

 ところで、アルピーヌといえば”青”のカラーリングというイメージが強い。現に、シグナテック・アルピーヌのマシンもブルーで塗られている。これについてシノーは語った。

「今回のショーカーがホワイトなのは、どんな風景に馴染むように設定したからです。しかし、もちろんアルピーヌのコンセプトカラーであるアルピーヌ・ブルーもご用意しています。ご安心ください」

 

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 アルピーヌ復活発表会
サブイベント アルピーヌ復活発表会
ドライバー Gustavo Menezes , Nicolas Lapierre , Stéphane Richelmi
記事タイプ 速報ニュース