2017年WECのカレンダーが公開。フォーミュラEの最終戦NYと日程バッティングか

来季のWECカレンダーが発表。富士ラウンドは10月15日開催予定

 アメリカテキサス州オースティンにあるサーキット、サーキット・オブ・ジ・アメリカズは、財政上の問題でWECカレンダーから離れることを噂されていたが、今季のレースが成功したことで、来季続投の目処が立ったようだ。

 来季のWECカレンダーは、ひとつ問題を抱えそうだ。7月16日に予定されているニュルブルクリンク6時間耐久レースが、フォーミュラEのモントリオール戦、もしくは最終戦ニューヨークの日程に被る可能性が浮上している。なお、今週フォーミュラEが発表したニューヨーク戦の日程は”7月中旬”となっている。現状では、数名のドライバーがWECとフォーミュラEの両シーズンに参戦する予定だ。

 今季とのスケジュールの変更点は、プレシーズンのプロローグ合同テスト、及びメディアデーの会場がポールリカールからモンツァへ変わったことだ。

 来季は通常通り、開幕戦シルバーストンからスタートし、スパ・フランコルシャン、ル・マン、ニュルブルクリンクの順で欧州圏でのレース。その後、アメリカ、メキシコと飛び、終盤はアジア圏の日本、中国に行き着く。シーズンのフィナーレは、再びバーレーン戦だ。

「これまでの5年間で、現状のレベルのWECを安定して開催できていることに非常に満足している。そして、我々の2017年のカレンダーは、世界的な耐久レースの伝統を継続し、更に構築していくことができる」ACOの代表であるピエール・フィヨンは述べた。

「毎年各地が同様のスケジュールになることは、各地がWECを推奨してくれているということになる。それは、WECのファンが増大している証拠になるだろう……WECファンとその友人たちに対し、WECの関する全てのエンターテイメントとアクセスを楽しませるために、その地の開催を申し出てくれている」

「ル・マン24時間レースのような伝統的なレースには必要としていないが、耐久レースに対し歴史の浅いメキシコなどの国での開催は、人々に新しいものして受け入れてもらえる。そうしてWECの関心度を広げている。我々は、イタリアから始まるエキサイティングな2017年のWECを楽しみにしているよ」

 またWECのCEOであるジェラール・ヌーブは、それに付け足した。

「モンツァからシーズンを開始することは、競合レースやファン、メディア問わず、WECが歓迎されるチャンスのひとつだと確信している」

「我々は、カレンダーが全てのパートナーや競合レースの希望や要件を満たしたり、経理上やロジステック面で理に適っていることだけでなく、各イベント会場の観客が増えてくれることを願っている」

「これからもWECは、最高レベルの技術、それに関連する競争力、それによる世界選手権をファンに親しんでもらえるよう提供し続けるだけでなく、アストンマーチン、アウディ、フェラーリ、フォード、ポルシェ、トヨタという大手メーカーに対し、自社製品の市販車やレースカーの開発の場としてWECを提供していきたい」

2017 FIA World Endurance Championship calendar

Date Event
March 24-25 Prologue at Monza
April 16 6 Hours of Silverstone
May 6 6 Hours of Spa-Francorchamps
June 17-18 24 Hours of Le Mans
July 16 6 Hours of Nurburgring
September 3 6 Hours of Mexico
September 16 6 Hours of COTA
October 15 6 Hours of Fuji
November 5 6 Hours of Shanghai
November 18 6 Hours of Bahrain

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この記事について
シリーズ WEC
記事タイプ 速報ニュース