TMGロブ・ルーペン「可夢偉がタイヤを労ったから、我々は交換なしで走れた」:WEC富士

TMGバイスプレジデントのロブ・ルーペン、WEC富士の勝利について語る。

 先日のWEC(FIA世界耐久選手権)富士6時間レースで、2014年バーレーン戦以来の勝利を収めたトヨタ。TMGのバイスプレジデントであり、チームディレクターでもあるロブ・ルーペンが、富士での勝利について語った。

「2014年のバーレーンで勝利して以来、我々には勝ちがなかった。しかし、今年はこれまで良いレースをしてきた。スパ、ル・マンと勝利が手の届くところにありながらそれをもぎ取ることができなかったが、ここ富士でついにそれをやってのけた」

「富士は我々にとって非常に重要なレースだった。トヨタの本拠地であり、大勢のファン、社員、関係者が応援に来てくれている。そこで、6号車の日本人ドライバー小林可夢偉が素晴らしいドライブを見せてくれたということは、我々にとっても最高の結果だったと言える」

「可夢偉は非常に冷静な運転をしてくれて勝利を引き寄せた。エンジニアが彼を助けた。メカニックも最高のピットストップ作業を行った。素晴らしいチームワークだ。もちろん、可夢偉だけではなく他のドライバーも素晴らしい仕事をしてくれた。彼らの自信に溢れた走りがなければ、可夢偉ひとりでは得られなかった勝利だ。全員に感謝したい」

「アウディもポルシェも素晴らしい仕事をして、最後までどこが勝つか分からないレースだった。それは確かだ。ポルシェの最後のタイヤ交換は、エンジニアの中には予期していた者がいた。富士のコースはタイヤに厳しく、彼らのタイヤは交換が必要だと読んでいた。しかし、我々もそれほど違った状況ではなかった。しかし、可夢偉がタイヤを労る走りをしてくれた結果、我々は交換なしで行けたわけだ」

「今年のル・マンではゴール寸前で勝利を逃してから、ここ富士で必ず勝つという強い意志でやって来た。それが報われた。しかし、選手権レースはまだ2戦残っている。ここの勝利に浸っている時間はそれほどない。すぐ次の上海のレースに向けて準備をしなければ」

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 富士
サーキット 富士スピードウェイ
ドライバー Kamui Kobayashi , Mike Conway , Stéphane Sarrazin
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース