WEC第4戦ニュルブルクリンク:ブエミ「ル・マンのショックからなかなか立ち直れなかった」

WEC第4戦ニュルブルクリンク。セバスチャン・ブエミが会見に臨んだ

 TOYOTA GAZOO Racingにとって衝撃の終焉を迎えたル・マンから3週間、WECは第4戦ニュルブルクリンク6時間レースを迎えた。高速のル・マンのコースと打って変わってニュルブルクリンクはテクニカルなコース。総合優勝を競うLPM1-Hクラスに参戦するアウディ、ポルシェ、トヨタはいずれも空力に大幅な変更を施したハイダウンフォース仕様のクルマを持ち込んだ。

金曜日の午前中に行われたフリープラクティス(FR)1回目のタイムは以下の通り。
#2ポルシェ:1分41秒703
#1ポルシェ:1分41秒750
#7アウディ:1分41秒903
#8アウディ:1分42秒154
#5トヨタ:1分42秒593
#6トヨタ:1分43秒635

 5番手タイムを記録したトヨタのセバスチャン・ブエミはFP1後の会見で次のように語っている。

「開幕戦のシルバーストンはいまひとつだったが、スパは良いレースが出来た。ル・マンはご存じの通り。あれほど強力な走りでレースをリードしたのに、終了間際でトラブルで勝利を逃がすなんて、今でもあの結果は信じられないでいる。あのショックからはなかなか立ち直れなかった。ずっと痛みが尾を引いていた。しかし、フォーミュラEで念願のチャンピオン・タイトルを獲得出来たことは、自分にとって大きな区切りになった」

「アウディ、ポルシェはドイツの自動車メーカーだが、トヨタのレース部隊TMGもベースはケルンにあるので、ここニュルブルクリンクのレースもホームレースといってもいいと思う。TMGにはドイツ人スタッフも多く働いており、ドイツはトヨタにとって第2の故郷のようなものだ」

「シーズン前半のこれまでのレースは、どちらかといえばダウンフォースがそれほど重要ではないコースだった。しかしここニュルブルクリンクはダウンフォースが最重要。全WECレースが行われるサーキットの中で、ニュルブルクリンクが一番大きなダウンフォースが必要だ。我々も他チーム同様ル・マンの後でハイダウンフォース仕様のパッケージを開発してここに持ち込んだが、今日のフリープラクティス1回目を経験した限りでは、まだ十分な性能を出し切れていないようだ。しかし、クルマは確実に良くなっているので、残りの週末が楽しみだ」

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 ニュルブルクリンク
サブイベント Friday practice
サーキット ニュルブルクリンク
ドライバー Sébastien Buemi
記事タイプ 速報ニュース