【WEC】ジネッタのLMP1参戦計画に、伝説のデザイナーが参加

ジネッタは2018年にWECのLMP1-Lクラス参戦を計画しており、新マシンの空力開発にエイドリアン・レイナードが加わることがわかった。

 ジネッタは2018年のWECとル・マン24時間に、複数台の新しいLMP1カーで参戦することを目指している。

 ジネッタは10台分のシャーシを製造する計画であるが、彼ら自身の完全なファクトリーチームではなく、ワークスの支援を受けたプライベーターとしてマシンを走らせる計画のようだ。

 新しいLMP1カーはイギリスのリーズにある同社の拠点で、ジネッタのテクニカルディレクターのイワン・ボールドリーが社内で開発する。

 複数のフォーミュラカテゴリーにおいて、自身の名を冠したレーシングカーで成功を収めたエイドリアン・レイナードは、インディアナポリスに本社を置くエンジニアリング・コンサルタント会社のオート・リサーチ・センターを通じて、空力開発を監督することになる。

 ジネッタはこの計画により、ザイテックのバッジをつけてLMP1とLMP2のシャーシを作っていた2010年以来、初めてル・マンに戻ることになる。

 ジネッタの代表であるローレンス・トムリンソンはmotorsport.comの姉妹誌であるAutosportに次のように語っている。

「ジネッタはル・マンから離れすぎている。会社として、我々はトップレベルで戦いたい」

「現時点では、アウディが撤退したためLMP1には空白がある。ファクトリーのハイブリッドマシン(LMP1-Hクラス)は非常に少ないため、その下に何かが入る必要がある。そこが、このプロジェクトの入る位置だ」

 ジネッタがLMP1マシンを製造するという決定を下した背景には、2017年に規定が新しくなるLMP2のシャーシコンストラクター4社から漏れてしまったという事実がある。

 ジネッタはホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)を有するホンダとメカクロームを含めた、いくつかのエンジンサプライヤーと話し合いをしている。

 ル・マンの主催者でWECのプロモーターであるフランス西部自動車クラブ(ACO)はジネッタのLMP1参戦発表を歓迎している。

「これは、LMP1クラスにとって良い兆候のひとつであり、2018年には素晴らしいプライベーターがグリッドに並ぶと我々は確信している」と、ACOのスポーツディレクター、ヴィンセント・ボウメニルは語った。

 ジネッタの発表に加え、SMPレーシングはBRエンジニアリングとダラーラの共同開発するマシンで、2018年にLMP1-Lクラスに参戦する計画であり、バイコレスもこのカテゴリーにとどまることが予想されているため、2018年のLMP1-Lクラスのグリッドには3チームが並ぶとみられている。

Ginetta LMP1
Ginetta LMP1

Photo by: Ginetta

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シリーズ WEC
記事タイプ 速報ニュース
タグ adrian reynard, ginetta