「WEC FUJI PREMIUM DAY 2016」が代官山T-SITEで開催

「WEC FUJI PREMIUM DAY 2016」が代官山T-SITEで行われ、1カ月後に迫ったWEC富士戦がPRされた。

 9月9日、「WEC FUJI PREMIUM DAY 2016」が代官山T-SITEで行われ、トヨタTS050ハイブリッドを搭載したキャラバントレーラーや、ポルシェ919ハイブリッドが展示され、T-SITEはWEC一色となった。

 キャラバントレーラーに積まれているマシンは、中嶋一貴らが実際に搭乗したトヨタTS050ハイブリッドの実機であり、エンジンなどが抜かれているだけのクルマだという。この日は一般に公開されており、多くのファンがトランポの上に乗り、間近で実機を見たり、記念撮影をするなどして楽しんでいた。

 15時からはプチトークショーがキャラバントレーラー前で行われ、「ミスター・ルマン」こと寺田陽次郎、富士スピードウェイのチェカレンジャー「ツギチェカ」を務める松田次生らが登場。冗談を交えながら和やかムードで30分ほどのトークを披露した。

 昨年、レース初出場から50周年を迎えたという寺田は、耐久レースの奥深さ、そして富士戦への期待を語った。

「かのミハエル・シューマッハーでさえ、敵わない耐久レーサーがいたほど耐久レースは厳しいレースです。挑戦したがるレーサーは多いんですよ。マシンもF1とは引けの取らないくらいの技術が詰め込まれています」

「今回の富士戦の見所は『トヨタのリベンジ』ですね。アドバンテージは十分にあるので、フェアな勝負ができれば勝機のあるレースになると思います」

 一方の松田は、ル・マン挑戦のエピソードを語った。松田はこれまでに2度ル・マン24時間に挑戦しているが、結果はともにリタイア。KCMGで挑戦した今年のル・マンは、ドライブ中無線が使えなくなるアクシデントに遭い、持っていた携帯電話でピットと連絡を取り、その場をしのいだというエピソードを明かすとともに、富士戦の見所を語った。

「数年前までは、海外メーカーに日本メーカーは勝てないのかなという気持ちがありました。でも今は違うと思います」

「TS050はストレートに強いマシンです。富士の1.5kmストレートでその速さを見せつけてくれると思います」

「昨年の時点でWECのマシンは、100Rからの立ち上がりの速さがすごかった。タイムもスーパーフォーミュラとほぼ互角。今年は上回ってくるんじゃないですか。富士では是非観客席を移動して、いろんな角度からレースを見て欲しいです」

「TS050が活躍しているLMP1クラスはもちろん面白いと思いますが、LMP2クラスも今季でレギュレーションが変わってしまうので、今のマシンを見られるのが最後になります。そういった見どころにも注目して欲しいですね。ニスモLMP2エンジンVK45の音も今年で最後ですよ!」

 なお松田には、今年のWEC富士に出走するオファーは舞い込んでいないという。しかし、場内実況などを担当するため、現場には赴くと語ってくれた。

 WEC富士ラウンドは10月14日から16日にかけて富士スピードウェイで開催。今年は同サーキットの50周年という節目の年でもあり、その記念として様々な催しを企画しているという。世界選手権レースであるWEC開催中は、国内レースとは一味違った趣になる。海外からの観戦客も訪れ、さらには世界各国の料理を堪能できるコーナーも設置されるという。

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ WEC
イベント名 WEC Fuji Premium Day
サブイベント WEC FUJI PREMIUM DAY 2016
ドライバー tsugio matsuda , Yojiro Terada
記事タイプ 速報ニュース