【WEC】アウディ「多くのドライバーを救済したい。しかし完全には……」

2016年でWECの撤退を発表したアウディは、現在アウディのドライバーの今後の動向を模索している。

 今月初め、アウディが今季を目処にWEC(世界耐久選手権)からの撤退を電撃発表した。

 それに伴い今後気になってくるのは、今週末に行われる最終戦バーレーン後のアウディR18のドライバーたちの動向だろう。7号車アウディのアンドレ・ロッテラーはポルシェへの移籍が成立し、スーパーフォーミュラへの参戦についても継続するのではとの噂が立っている。また8号車のルーカス・ディ・グラッシとロイック・デュバルは現在フォーミュラEに参戦しており、ひとまずドライバーとしてのキャリアを継続することができる。

 しかし、かつてフォーミュラ・ニッポンでチャンピオンを獲得したブノワ・トレルイエ、マルセル・フェスラーやオリバー・ジャービスらは未だ今後の動向が不透明な状態にある。

 元WECプログラムテクニカルディレクターであり、現在はアウディのカスタマーレーシング責任者を務めるディーター・ガスに、ドライバーたちの今後の動向について訊いた。

「我々は、現在WECドライバーたちのためにプログラムを探す努力をしているが、現段階では詳しく説明することはできない。各ドライバーごとに異なったプログラムを提示している。可能な限り多くのドライバーを助けたいと努力しているが、我々がさらに大規模なプログラム(WEC)から退くという事実とその影響は完全にカバーできるものではない」

「現時点では、いくつかのプロセスを経て、可能な限り最適な解決策を見つけるためにドライバーたちと話し合いをしている。また、アウディはDTMでも参戦台数を8台から6台に縮小させる決定があり、2台分のDTMドライバーもフォローしなければならないというとても複雑な事態にある」

 一方、ポルシェのドライバーであるマーク・ウェーバーの今季引退で、ポルシェのシートに少なくともひとつ空きができる。その空きにアウディのドライバーを充てる可能性もあることをガスは確信している。

「もちろん、ポルシェと話すことも可能だ」

「我々はドライバーに対し協力的にある。既存の契約があったとしても、どのドライバーを起用するか最終的に決定するのは彼ら次第ということになる」

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シリーズ WEC
記事タイプ 速報ニュース