【WEC】ポルシェ「2メーカーでも変わらない。WECの根本を変えないことが得策だ」

ポルシェはアウディの撤退に対し、WECの根本を変えてまでも代替メーカーを探す必要はないと考えている。

 今週末のWECバーレーンを最後に、トヨタとポルシェを残して、アウディはWEC(世界耐久選手権)から撤退する。

 WECでは現在、メーカーを定着させられるようにルールを再考する必要があるという流れがあり、その中でプジョーはハイブリッド技術重視のレギュレーションからの転換と、コストの大幅な削減することが参戦の条件だと示している。

 しかしポルシェのアンドレアス・ザイドルは、WECの主催者に対し単にアウディの代替チームを見つけることだけにフォーカスし、何か決定を下すべきではないと考えている。

 またこのシリーズの根本が、生産車に関連する必要性を強調した。

「アウディの撤退発表以来、我々は(WECの代表)ジェラール・ヌーブと(フランス西武自動車クラブ/ACOのCEO)ピエール・フィヨンと良い議論を重ねてきた。トヨタとも共同でだ」とザイドルは語った。

「私は今回のパニックによる決定をせず、過剰な反応を起こさないことが重要だと考えている。体系的な議論を行うことが重要であり、現在のチャンピオンシップを強固に保つことが得策だと確信している」

「またこのレースで、将来のロード・カー・テクノロジーを開発することを主とすることが重要なのは確かだ。それはこのビジネスにおいて根本的な要素のひとつだ」

「我々はこのプラットフォームを強く信じており、それが変化することはないと思っている。そのために我々は未だこのチャンピオンシップに全力で取り組んでいるのだ」

 またザイドルは、ル・マン24時間レースで勝利を狙うメーカーが2社しかいないという見通しについて、特に心配すべきことではないと主張した。

「それは理想的でない。特に、LMP1クラスには4台のメーカーしかない」

「しかし、それでも我々のコミットメントは何も変わらない」

「過去にアウディとプジョーだけのエントリーで素晴らしいメーカー同士の戦いを繰り広げてきた前例がある」

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シリーズ WEC
チーム Porsche Team
記事タイプ 速報ニュース
タグ andreas seidl