【WEC】問題多発のアウディ、チャンピオン消滅。ディ・グラッシ「僕らは王者に”値しない”」

ディ・グラッシは、信頼性問題が多発したアウディはWECのタイトル争いに留まるに”値しなかった”と語った。

 ルーカス・ディ・グラッシと8号車アウディのチームメイト、ロイック・デュバルとオリバー・ジャービスは、2レースを残しポイントリーダーのポルシェ2号車と26ポイント差のランキング3位という、チャンピオン争いに留まるギリギリの状態で上海のレースに臨んだ。

 しかしながらレースで燃料補給リグに問題が発生し、不必要なピットストップを強いられた8号車は、優勝した1号車のポルシェから3周遅れての5位でフィニッシュ。これにより、アウディのWEC最後のレースとなる最終戦バーレーンで、8号車がチャンピオンを獲得する可能性がなくなった。

「僕の最初のスティントは素晴らしかった」とディ・グラッシはレースの後語った。

「正直に言ってポルシェ1号車は僕らより速かったけど、僕らはトヨタを抜いたし、ポルシェ2号車の前を維持していた」

「メキシコやオースティン、富士とは同じペースじゃなかったけど、その位置にいられたんだ」

「それから問題が起きて、ピットストップのたびに1分タイムをロスした。みんなのやる気をくじくものだったよ。すでに3周遅れだったので、ポイントを獲得するためにクルージングした」

「僕らには表彰台に乗れるペースがあった。もし全てがうまくいっていたら、おそらく2位は実現可能だっただろう。その場合、まだチャンピオンシップ争いに留まれたはずだ」

 ディ・グラッシはアウディには速さがあったものの、シーズンを通して8号車は様々な問題に苦しみ、その積み重ねでタイトル争いから脱落したと語った。

「僕たちはここ(上海)でタイトルのチャンスを失ったのではない」とディ・グラッシは語った。

「僕らはメキシコでもメカニカルトラブルがあったし、オースティンでは電源が落ちてしまった。ル・マンではブレーキを交換するためにストップしなければならなかったし、シルバーストンではハイブリッドに問題が起きた」

「2回もリタイアに終わってしまえば、たとえたくさん勝ったとしてもリカバリーはすごく難しい。最悪でも8から10ポイントは持ち帰らなければ」

「僕たちにとっては、タイトル争いの圏外でバーレーンに行くのは悲しいけど、正直に言って僕らはチャンピオンに値しない」

「僕らのマシンは速かったけど、問題が多すぎた。チャンピオンシップを戦うには安定性がなければいけないけど、僕らはそうじゃなかった」

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 上海
サーキット 上海国際サーキット
ドライバー Lucas di Grassi , Oliver Jarvis
チーム Audi Sport Team Joest
記事タイプ 速報ニュース