WECアメリカで負傷欠場から復帰。デビッドソンとトレルイエが語る

前戦メキシコを負傷により欠場していたアンソニー・デビッドソンとブノワ・トレルイエが、レース復帰に向け語った。

 先のメキシコ6時間レースにはふたりのトップドライバーの名前が欠けていた。アウディのブノワ・トレルイエ、トヨタのアンソニー・デビッドソンである。トレルイエはトレーニング中にマウンテンバイクで転倒、脊髄を痛めた。そのため第4戦ニュルブルクリンク、第5戦メキシコと欠場。デビッドソンはテスト中の事故で肋骨を痛めてメキシコを欠場していた。

 しかし、ふたりとも第6戦COTA6時間で復帰、久し振りにコクピットに収まった。木曜日に始まった練習走行からふたりとも参加、体調もすっかり戻り走行を重ねた。

ブノワ・トレルイエ(7号車アウディR18)
「身体的には完璧に戻った。あんな事故に遭ったことなどなかったようだ。今日(初日)のドライブにも何ら問題は無かった。クルマへの乗降も問題なし。良い調子だ。ただ、運転に関してはまだ完璧にリズムが戻っているとはいえず、思ったような運転はできていない。もう少しリズムに乗る必要がある。クルマは好調。でも、まだ詰めていける。とにかく運転席に戻ることができてレースに出場出来るようになった嬉しいよ」

「レースはいつものように接近戦になるだろう。とにかくクルマを詰めていってポルシェの前を走れるようにしたい。まだまだ詰めていく個所はあると思う。最初のフリープラクティスから完璧に行くはずはないんで、そのことは分かっているから手は休められない。メキシコから時間がなかった中でチームは凄く頑張ってくれた。今度はドライバーの我々がお返しをしないと」

 

アンソニー・デビッドソン(5号車トヨタTS050ハイブリッド)
「ブノワと同じようにまたクルマに乗れるようになって嬉しい。心配していたスピードへの対応も予想以上にできている。このコースは走りがいのあるコースだ。去年のクルマと比べて今年のクルマはすごく速くなっている。だから、走りに関して少し方向を修正しなきゃいけない。遅いクルマを抜く時にもより慎重にならなきゃ」

「レースに出ていないときにはそれほど細かくデータを読み込むことはしないけど、もちろんチームから情報はもらっている。それを第三者の目で見ると、内側にいては分からない改良点などが目につく。良い経験をさせてもらった。でも、本来の仕事ができないという点ではフラストレーションが溜まった」

「肋骨の痛みを取り除くには随分と長い時間が必要だ。正直言うといまでも少し違和感はあり、完璧に治ったとは言えないけど、もちろん運転には支障ないと思っている。メキシコではちょっと運転しただけで凄い痛みが走った。とてもレースに出られるような状態ではなかった。でも、今週末は大丈夫。オースチンは気温が高く、ドライバー3人で交替しなくてはレースを走りきれない。戻って来られて良かった」

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この記事について
シリーズ WEC
イベント名 オースティン
サーキット サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
チーム Toyota Racing
記事タイプ 速報ニュース