ウェーバー、会見で引退について語る。「ドライバー人生に満足」

ドライバー引退を発表したマーク・ウェーバーは、WEC第7戦が開催されている富士で会見を開き、自身の引退について語った。

 10月13日夜(日本時間)に引退を発表したマーク・ウェーバーは、現在所属するポルシェWECチームでのレースが、彼のレーシングドライバーとしてのキャリア最後のレースになることを認めた。

 現在40歳の彼は、これ以上テストやサーキット外での宣伝活動などに参加することは難しいと言う。加えて、引退に向けて彼の背中を押したのは、昨年ブレンダン・ハートレー、ティモ・ベルンハルトと組んで獲得した、WECタイトルだという。彼はこのタイトル獲得がドライバー人生を満足させたと語った。

 ウェーバーは「人生が駒のように早くまわり、中途半端な気持ちではやっていけない。やるなら100%没入しなければならない。テストもレースも同様だ。気持ち半分ではできない。いま僕は、ティモとブレンダンとチームを組む環境で仕事をしている。個人でレースをしていれば自分を正当化できるが、チームではそうはいかない。朝3時に、テストのためにアラゴンへ集まれというようなこともなかなか出来ない」と語った。

 ウェーバーは、最初に引退を考え始めたのは5月のスパのレースだと明かした。

「スパで、今年が最後の年になるかもしれないと考え始めた。もちろん、最終的に心を決めるまでには結構時間がかかった。考えるに、僕は幸運にも素晴らしい時間を過ごしてきたし、まだバーレーンまで走ることが出来る」

「引退発表は早くも遅くもできたけれど、チームの先のことを考えると、これ以上延ばすことはできなかった。日本のレースを選んで、あるいは10月という時期を選んで引退発表したわけではない。いまがその時期だと思っただけだ。ここ2ヶ月、ポルシェとずっと話をしてきて、満足して引退を発表できた」

 ウェーバーは引退後、ポルシェのアンバサダーに就任する予定であり、来年以降も「たまにはレースに顔を出すことになると思う」と語った。

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シリーズ WEC
記事タイプ 速報ニュース