中野信治、今週末のWEC富士、そして”DAZN”のF1中継について語る

急遽WEC富士への参戦が決まった中野信治が、今週末のレースについて、そして自らが解説を務めるDAZNのF1中継について語った。

 いよいよ今週末に開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)富士6時間レース。中野信治はこのレースでマノーのマシンに乗り、急遽参戦することとなった。

「そういえば、MotoGPに誘われてたんですよね。『遊びに来ない?』って。『行く行く』と言っていたんだけど、行けなくなっちゃった」

 そう中野が語るように、まさに突然の参戦決定だったようだ。しかし、交渉自体は以前より続けられていたという。

「ル・マンの後から交渉を始め、連絡を取っていました」

 マノーはル・マン24時間レースまでは2台体制だったものの、その後は1台体制になっていた。

「1台体制になっちゃったので、後半はもう(可能性が)無いのかなと思っていた。そうしたら、急遽2台の戻すことになったみたいです。その中でドライバーがまだ決まっていない枠があったみたいで、『どう』と声を掛けて頂いた」

 マノーから声がかかると云うことは、中野にとっても驚きだったようだ。しかし、チームには、ミナルディ時代に共に仕事をしたスタッフもいるという。

「僕もマノーというのは意外でした。でも、チームは僕のことを知っていて、ミナルディ時代に仕事をした人も中にはいるんです。それで『おおっ、シンジか!』ということでトントン拍子に話が進んでくれました」

 今回中野が乗るのは、最新仕様のオレカ05である。中野は今季ル・マン24時間レースにもレース・パフォーマンスから出走したが、その時のマシンもオレカ。しかし、5年前の03Rだった。

「クルマは最新型のオレカで、日産エンジンですからね。ル・マンの時は5年落ちのオレカで、ジャッドエンジンという厳しい組み合わせでした。ずっと『いいなぁ』と指をくわえて見たいたクルマですから。そのマシンに乗れるのは、魅力的ですよね」

 ル・マンに続く今季2戦目のWEC挑戦。その意気込みを中野は次のように語った。

「新しいチームでやるのは、僕にとってはチャレンジングなことです。今回もまた新しいチームで、ぶっつけ本番になりますけどね」

「正直、どれくらい乗れるか分からない。マシンに乗るまでは不安が無いわけじゃ無いです。でもいつもどおり、僕は僕のやるべき仕事をきちんとして、チームとミーティングを重ねて、一刻も早くマシンとチームの考え方を理解して、溶け込んで、良い関係を早く築いて日曜日を迎えたいと思います」

 なお中野信治は、今年の8月からサービスが開始されたスポーツのライブストリーミングサービス『DAZN』で、F1中継の解説を務めている。この新しいサービスについて中野は、今後の可能性を感じていると言う。

「これは時代にマッチしていると思うし、どんどん気軽にと言うか、手軽にと言うか、F1に限らずモータースポーツを身近に感じられるツールとしては面白いと思います。こういうものがどんどん浸透していって欲しいと思うし、今までの放送とはまた違った視点や切り口を持たなければいけない」

「僕の中では、広く浅くというのをテーマに、解説をしたい。あまり難しいことを言わず、多くの人たちが理解してくれることを目指しています。ベテランのファンの方が聞くと、『そんなの分かってるよ!』というような事も言っちゃってるかもしれない。でも、裾野を広げていかないと、モータースポーツは広がっていきません。どちらかというと、そういうことを重視しています」

「僕も勉強しなきゃいけないし、同時に色んなことを、視聴者の方々にも学んでいってもらうような格好で、広がっていってくれたらいいなと考えています」

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『DAZN』WEBサイト→https://www.dazn.com/ja-JP/home/

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この記事について
シリーズ WEC , F1
イベント名 富士
サーキット 富士スピードウェイ
記事タイプ 速報ニュース