【WRC】トヨタ、5月頃に3台目投入か。ラッピを起用予定

トヨタのトミ・マキネンは、新加入2人のドライバーに期待を寄せ、ラリー・ポルトガルで3台目投入計画を明かした。

 2017年から世界ラリー選手権(WRC)に復帰するトヨタのドライバーとして起用されたヤリ−マティ・ラトバラ。彼は2014年と2015年で年間2位となったが、2016年は1イベントのみの優勝に終わって年間6位。フォルクスワーゲンの同僚だったセバスチャン・オジェとアンドレアス・ミケルセンの両方に打ち負かされるシーズンとなった。

 それでも、ラトバラは2017年のトヨタのシートを獲得した。トヨタのチーム代表であるトミ・マキネンはラトバラがチームの”財産”になることを確信しているようだ。

 4度世界チャンピオンに輝いたマキネンは、2016年に起きたラトバラの不調に対して次のように語った。

「確かに今季は悪いシーズンだったが、私にもよくあったことだ。私は彼のことをうまく理解することができる」

「スバルのドライバーだった当時、私は(2002年のモンテカルロでの)優勝からスタートすることができた。しかしその後、私はタイトルに必要な成績を残すことができていないことに気づいた」

「その時私は、走る動機を見つけることも、結果を取り戻すこともできなかった。だから私は昨年彼に何が起こったのか完全に理解することができる」

 またマキネンは2018年のWRCタイトル獲得を目指してヤリスの開発をするために、トヨタのWRCデビュー・イヤーから、ラトバラの技術面の知識と経験を参考にすることができると考えている。

「ヤリ-マティは経験豊富で、とても速いドライバーであることを我々は知っている」

「来季は、2018年にトップレベルで戦うための準備をするつもりだ」

「ちょうど12カ月間ほどで、我々は素晴らしい結果をホームに持ち帰るために、競争することができるようになっているだろう」

「ヤリ−マティは非常に優れた技術面の知識を持っているから、今後数カ月でヤリスを育てていってくれるであろうことを願っている」

ラッピ、ポルトガルでトヨタデビュー

 今季WRC2チャンピオンに輝いたエサペッカ・ラッピは、フォルクスワーゲンがWRC撤退を電撃発表する前からトヨタのドライバーとして起用されることが期待されていた。

 ラッピはテストドライバーとしてトヨタに加わり、3台目のマシンの体制が整い次第、イベントに参加する予定である。

 マキネンは第6ラウンドのラリー・ポルトガルで、3台目の準備が整う見込みであることを示唆した。

「次のオフシーズンテストは彼を参加させ、3台目のマシンの準備が整えばドライバーにするだろう」とマキネンは説明した。

「彼はラリー・ポルトガルから(ユホ)ハンニネンとラトバラと共に戦うことになるだろう。私はこのイベントまでに3台目のマシンを準備したいと思っている」

「エサペッカは2016年にWRC2タイトルを獲得し、将来最も有望なドライバーのひとりだ。彼は若いし、もっと良くなっていけるだろう」

Additional reporting by Giacomo Rauli

【関連ニュース】

2017年WRCカレンダーが発表。オジェが希望していたリバーススタートが再び復活

ユホ・ハンニネン、2017年トヨタWRCドライバーに決定! リンドストロームがコ・ドライバー

ラトバラ、17年WRC復帰のトヨタ加入が明らかに

トヨタ、17年WRC体制発表。豊田社長「トヨタは負け嫌い」

1.6Lターボ380馬力のトヨタ・ヤリスWRCのスペック公開!

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ WRC
ドライバー Esapekka Lappi , Jari-Matti Latvala , Tommi Makinen
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース