【WRC】ラトバラ「トヨタはアルゼンチン以降、表彰台を狙える」

トヨタWRC入りしたラトバラは、開幕戦までのテスト距離が不足していると認めつつも、第5戦以降のトヨタは表彰台に挑めると信じている。

 今週始め、1999年以来のWRC復帰となるトヨタの体制発表会が、ヘルシンキで行われた。ヤリ-マティ・ラトバラはユホ・ハンニネン、エサペッカ・ラッピとともにチームのドライバーのひとりとして発表された。

 撤退を発表したフォルクスワーゲンに所属していたラトバラは、2016年シーズンは不調に苦しみ、表彰台獲得わずか3回のランキング6位に終わった。

 しかしラトバラはモチベーションの欠如が不振の主な原因だったことを認め、トヨタに移った彼は現在、最高の状態に戻ったことに自信を持っている。

「すごく難しい1年を過ごした後、僕はここに来た。いくつかのレースの後、僕がタイトルを獲得する可能性がないことに気がついたんだ」とラトバラは語った。

「僕の目的は明らかだ。それはタイトルを獲得することだ」

「タイトルを獲得することができないと分かった時、モチベーションを失ってミスをし始め、ベストな反応ができなくなる。僕は(第9戦)ラリー・ドイツまでに、モチベーションを完全に失ってしまっていた」

「トヨタとの今回のチャンスは、僕にとって非常に難しい時期を終わらせた。今僕はトヨタに所属することができてとてもハッピーだし、モチベーションに溢れている」

「(個人的な)目標は、僕が2015年に示したパフォーマンスを再現することだ。僕はこれまでにチャンピオンシップでランキング2位を3度、ランキング3位を2度経験している」

「今はタイトルを狙うべきだし、タイトル獲得を狙うために適切な場所にいると思う」

「確かに、2017年の序盤はマシンを改善するために使わなければならないことは分かっているが、トヨタがこのプロジェクトに全力を尽くし、ワールドタイトルを獲得したがっていることは分かる」

 今回のトヨタのWRCへのエントリーと、4年前のフォルクスワーゲンのそれを比較すると、走行距離が足りず、初戦での目標については”現実的”にならなければならないと、ラトバラは認めた。しかし彼は、第5戦のアルゼンチンまでには、トヨタが表彰台を争えるまでに成長することができると信じている。

「最初の3戦について考えるなら、トップ5に入ることができればいいだろう。しかし、アルゼンチンでは表彰台を目指すことができると思う」

「フォルクスワーゲンが2013年に参戦を開始した時のことを僕は覚えている。最初の3戦もしくは4戦で、僕らは自らのレベルを確認する時間を手にした。そして、すでにそれまで選手権に参加してきたクルマとの差を埋めるように努めた」

「今回のケースでは、開幕戦までにテスト距離が不足することを知っている。だから、僕らは現実的にならなきゃいけない」

「しかし最初の4戦の後は、表彰台に上ることが目標になる。アルゼンチンからは、トップ3に入ることができるように努力するつもりだ」

Interview by Giacomo Rauli

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この記事について
シリーズ WRC
ドライバー Jari-Matti Latvala
チーム Toyota Gazoo Racing
記事タイプ 速報ニュース