【WRC】ワーゲン新車2017年プライベーター参戦可能性はまだアリ?

撤退を発表したフォルクスワーゲンが開発していた2017年仕様マシンが、今年中にプライベーター参戦する可能性はまだ残されているようだ。

 フォルクスワーゲン(VW)は、2016年に突然WRCからの撤退を発表した。それは、2017年仕様の新車ポロR WRCが大規模なテストを行っているような段階での出来事だった。

 マシンはほぼ完成状態であり、カタールの投資家とナサール・アル-アティヤはこのマシンを使ってプライベーター参戦をする予定を立てていた。しかし、時間が足りなかったために計画を2018年に先送りしている。

 新型のポロは1月1日にホモロゲーション取得されなかったため、2017年のWRCに参戦することはないと思われていた。

 しかし、VWモータースポーツディレクターのスベン・スミーツは、今年中にマシンをプライベーターで走らせるという交渉がFIAと個人投資家との間で進行中であり、コルシカ島で行われる4月のラリーフランスに間に合う可能性があると語った。

「FIAと話しているのは、ホモロゲーションの例外的な放棄だ」とスミーツはAutosportに語った。

「こういったことは前例がない。そのため、マシンを使用可能にするためには何か例外的な措置が必要だ」

 スミーツによれば現在交渉している個人投資家は、アル-アティヤの計画とは関係がないという。

「我々は、カタールとは交渉を行っていない」とスミーツは語った。

「我々は他の人々と話をしている。この出来事は興味深いが、今我々はFIAとの最初の交渉に専念する必要がある」

参戦を急がないフォルクスワーゲン

 VWプライベーターの2017年参戦が実現すれば、元ファクトリーWRCチームがサービスを担当することになるが、マニュファクチャラーズチャンピオンシップのポイントは得られないだろう。

 FIAとWRCの主催者はVWの参戦が望まれていることはわかっているが、他メーカーに遅れてのホモロゲーションは全参加メーカーの支持が必要になる。

 3月のラリーメキシコの前、そして来月のラリースウェーデンの前でさえも計画が進展する可能性はあるが、VWは急ぐことはないという。

「(1月1日が過ぎた)今、別のタイムフレームで取り組んでいる」とスミーツは語った。

「人々がプロセスに満足するために別のラリーに参加しなければならないというなら、我々はそれをやるだろう」

「私にとって最も重要なのは、この素晴らしいプロセスを通じてマシンを使えるようにすることだ」

 VWの2017年仕様マシンへの取り組みは2015年の8月に始まっており、マーカス・グロンホルムがスウェーデン北部でのテストを終えたのは、12月のことだった。

 マシンはすぐにでもラリーを始められる状態であり、オジェと共に4年連続でタイトルを獲得したインフラがそのまま使える状態だ。

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シリーズ WRC
記事タイプ 速報ニュース