【WRC】2017年の規定変更がWRCコミッション内で決定

WRCコミッションは2017年に向けて様々な規定変更を決定した。最終決定は11月30日に下される。

 世界ラリー選手権(WRC)には今季から新しいレギュレーションが加わり、イベント中の金曜日から土曜日の2日間は、チャンピオンシップリーダーから先に走行することになっていた。それにより今季のポイントリーダーであったフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェが、シーズン中全てのイベントにおいて先行することになった。

 オジェはグラベルラリーで6ラウンド連続で優勝することができなかった。これはオジェにとって最長記録となっている。グラベルラリーは、先頭車が走った後は土はけされて、硬くなった路面を走ることができる後攻車が有利になる。オジェはシーズンを通して、今季の走行順規定に対し抗議していた。

 それにもかかわらずオジェは、いとも簡単に4回目の年間タイトルを獲得した。彼はグラベルラリー以外のイベントで全て勝利を挙げた。

 先週、パリで開かれたWRCコミッションの会議において、来季は2014年の出走順規定に戻すことを決定した。よってポイントリーダーが金曜日のみ先行車となり、土曜日と日曜日の2日間は最後尾となる走行順になる。

『パワーステージ』での変更点

 会議で合意されたもう1つの変更点は、パワーステージでの重要性を上げることである。

 パワーステージとは、それまでのSS(スペシャルステージ)のタイム総計に関係なく、ラリーの最終ステージのタイム結果だけが反映されるポイントシステムだ。現在の規定では、トップ3のドライバーに3−2−1ポイントを与えられる。

 新しいルールではステージの勝者に5ポイント加点することになった。つまり、ポイントの獲得枠が広がり、トップ5のドライバーに各5-4-3-2-1ポイント付与することになる。

プライベーターカップ

 今季の車両規定と比べてパワーアップする2017年マシンは、マニファクチャラーチームのみ出場を認められることになっている。プライベーターたちは現在使用しているマシンで来季参戦することになるが、プライベートチームのためのカテゴリー、『WRC FIA トロフィー』が導入されることになった。

 WRC3(2輪駆動のカテゴリー)は、併催するため廃止されるとの噂だったが、来季もカテゴリーを維持する。

 最終決定は、11月30日のウィーンで開かれる予定の世界モータースポーツ評議会によって批准される。

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この記事について
シリーズ WRC
ドライバー Sébastien Ogier
記事タイプ 速報ニュース