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コマツ-ウイリアムズ・エンジニアリング・アカデミー、第1期生となる10人がオートスポーツ・アワードで発表へ

コマツ-ウイリアムズ・エンジニアリング・アカデミーの第1期生として選ばれた10名が、1月29日に行われるオートスポーツ・アワードの表彰式で発表される。

Alex Albon, Williams

Alex Albon, Williams

写真:: Williams

Autosport Awards

The Autosport Awards are a series of awards presented by motor racing magazine Autosport to drivers that have achieved significant milestones each season. Some of the presentations are selected by the general public via a reader's poll.

 オートスポーツ・アワードは、英国のモータースポーツ雑誌であるAutosportが、重要な成績を残したドライバーらに贈る賞で、様々な部門が設けられている。一部の賞は、読者投票によって選出される形式になっている。

 ウイリアムズF1のチーム代表であるジェームス・ボウルズは、1月29日に行なわれるオートスポーツ・アワードの表彰式に登場。コマツ-ウイリアムズ・エンジニアリング・アカデミーの第1期生として選ばれた10名を紹介することになった。

 このアカデミーは、これまでモータースポーツにたどり着くのが難しかった世界中の才能ある人材をこの業界に迎え入れるために、昨年開始されたものである。

 F1イタリアGPの際には、チームのモーターホームの屋上で、このプログラムのスタートが華々しく宣言された。これはコマツとウイリアムズの共同プログラムであり、教育課程を通じて他に例を見ないような指導、オンライン学習、就業体験などの機会を提供することになる。つまりコマツとウイリアムズは、この業界における早期のキャリア育成のリーダー的存在である。

 プログラムの発表以来、数多くの学生がSTEM(科学・技術・工学・数学)レーシング競技会で競い、ファイナリストとなった数百名がアカデミーに応募した。そしてその中で最も輝いた10名が、オートスポーツ・アワードの表彰式の際に発表される。

James Vowles, Team Principal, Williams Racing, Komatsu Engineering

James Vowles, Team Principal, Williams Racing, Komatsu Engineering

Photo by: Williams

 ボウルズ代表は会場でスピーチを行なうとともに、この10人の学生らを紹介する。彼はウイリアムズを、以前のようなF1の常勝チームに戻したいと考えており、組織をゼロから構築したいという意欲を持っている。

「そのための本当の解決策は、私がこのウイリアムズに加わった初日に言った通り、全てを打ち破るつもりであるということだ。そしてそれがまさに今の我々がやっていることだ」

 昨年のアメリカGPで行なわれたオートスポーツ・ビジネス・パネルの際、ボウルズ代表はそう語った。

「我々は基本に立ち返り、人材を絶対的に適切な人材とするつもりだ」

「それは、最も優秀な人材を雇用し、最も優秀な人材を訓練することを意味している。だからみなさんにイメージしていただくために言うと、我々は1000人規模ながら、110人の若手を組織に迎え入れた。これで我々が将来に向けて何をしているかが伝わらないなら……これは本当の力を発揮するまでに10年ほどかかるプログラムだ。しかし我々は、そこに投資している」

Paul Williams, Williams Racing Chief Race Engineer

Paul Williams, Williams Racing Chief Race Engineer

Photo by: Williams

 コマツ-ウイリアムズ・エンジニアリング・アカデミーへの投資には、学生たちのために経験者を派遣するというモノも含まれている。学生たちはそれぞれ、ウイリアムズのエンジニアと、四半期ごとに1:1の開発指示に、ペアで取り組むことになる。

 ウイリアムズのチーフ・レースエンジニアであるポール・ウイリアムズも、このプログラムに参加するひとり。カタールでは、アカデミーの勝者と、質疑応答を行なった。

「私はペンスキーの卒業生として、モータースポーツのキャリアをスタートさせた。イギリスとアメリカの両方で働いたが、今年でウイリアムズでの生活は15年目になる。この象徴的なレーシングチームで成長する機会を得て、恩恵を受けている」

 ポール・ウイリアムズはそう語った。

「私はトラックサイド・エアロダイナミクス担当からレースエンジニア、チーフ・レースエンジニアと昇格した。そして今は、トラックサイドのエンジニアリング関連全般の責任を担っている」

「ウイリアムズは近年、優秀な若手エンジニアを迎え入れ、サポートするために企業研修の機会や卒業生向けプログラムなど、初期のキャリアプログラムに多額の投資を行なってきた」

「体系化されたプログラムは、エンジニアを目指す人たちに、高いパフォーマンスが求められるチームの文化の中で適切な機会、トレーニング、成長を提供し、彼らがキャリアで成功すること、そしてウイリアムズがトップに立つために役立てようとしている」

 ポール・ウイリアムズは、このアカデミーでの日々をスタートすることになった10人に向けて、シンプルなメッセージを送った。

「みなさんご存知の通り、F1はチームスポーツであり、現在もそして将来も、チームとしての強さが成功の鍵となる。だからこそ、学生時代から卒業までチームでのキャリアを続けていくにあたって、その才能を刺激し、育成していくことが重要なのだ」

「私のチームのメンバーは、産業研修から現在のトラックサイド・エンジニアリング・チームの中で重要なポジションに就くまでの、好例と言えるだろう」

「子供の頃、90年代にモータースポーツを何時間も食い入るように観戦して以降、F1のエンジニアになることが私の生涯の目標となった。そして、その夢を常に持ち続けてきた」

「情熱を見つけ、それを実現させてほしい。そして一生懸命に努力し、決して諦めないでほしい」

 

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