引退のセバスチャン・ベッテル、英国オートスポーツ賞でそのキャリアを称えるグレガー・グラント賞を受賞
4度のF1王者に輝き、今季限りでF1引退を決断したセバスチャン・ベッテルが、2022年の英国オートスポーツ・アワードでグレガー・グラント賞を授与された。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
Autosport Awards
The Autosport Awards are a series of awards presented by motor racing magazine Autosport to drivers that have achieved significant milestones each season. Some of the presentations are selected by the general public via a reader's poll.
セバスチャン・ベッテルが、2022年の英国オートスポーツ・アワードでそのキャリアを称えるグレガー・グラント賞を授与された。
ベッテルは、F1通算299戦に出場し53勝を記録。2010年から2013年までレッドブルで4年連続のタイトル獲得を果たした。キャリア終盤はアストンマーチンの一員として活躍し、現役最後のレースとなったアブダビGPを10位で終えた。
12月4日にロンドンのグロブナーハウスで行なわれた英オートスポーツ・アワードでベッテルに授与されたのは、英オートスポーツ誌の初代編集長の名を冠したグレガー・グラント賞。モータースポーツにおける生涯功労賞という位置づけになっている。
Vettel was on hand to receive his prize from Autosport journo Smith
Photo by: Motorsport Images
レースの何が恋しくなると思うかと尋ねられたベッテルは、次のように答えている。
「最初は自分が若いから分からなかったけど、とても情熱的なたくさんの人たちと一緒に仕事をする機会があることだと思う。僕はそれが大好きなんだ」
「10年前は『それが普通だ、みんなそうやって生きている』と思っていた。でも、それが普通ではなくて、多くの人がそんな特権を持っていないことを知ったんだ」
「自分の中からモチベーションが溢れてきたし、そしてその過程で多くの優秀な男性や女性に出会い、楽しい時間を過ごすことができた。この数年間から得たものがたくさんあるんだ」
ベッテルは、「次に何が起こるかわからないが、とても楽しみだ」と語り、3人の子どもたちや妻と一緒に過ごすことを楽しみにしていると説明した。
「F1が嫌いなわけじゃないし、最後の数戦は楽しめた。発表後は肩の荷が下りたよ」
「このスポーツは僕の頭の中にずっとあったんだ。僕が子どもたちに時間を割くのが楽しみだ。僕の両親は、僕のためにたくさんの時間を作ってくれたので、僕も同じようにしたいんだ」
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