予選レポート
エクストリームE Ocean X-Prix
エクストリームE、第2戦セネガル予選はルイス・ハミルトンの『X44』チームが制す
セネガルで行なわれているエクストリームE第2戦オーシャンXprix予選は、ルイス・ハミルトンがチームオーナーを務める『X44』のセバスチャン・ローブとクリスティーヌ・グティエレスのペアが制した。

Matt Kew
編集: 2021/05/30 10:22
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セネガル・ダカール『ラックローズ』で開催されている電動SUVによるオフロードレース『エクストリームE』の第2戦オーシャンXprix。土曜日の予選では、7度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンがチームオーナーを務める『X44』のセバスチャン・ローブとクリスティーヌ・グティエレスのペアがトップタイムをマークした。
X44は午前中から素晴らしい速さを見せ、2番手に4.239秒の差を築いた状態で午後の予選を迎えた。ただビーチコースの轍は、走行を行なうにつれて深くなっていき、タイムに影響。結局午後の予選で最速だったのもX44で、そのタイムは10分57秒567。午前中のペースよりも10秒程遅れたが、11分の壁を越えたのはここのX44のみだった。
結局午前と午後の合計タイムでは、X44が開幕戦勝者の『ロズベルグXレーシング(RXR)』に27秒58という大差をつけて、日曜日午前に行なわれる準決勝第1ラウンドの内側のグリッドを獲得した。
本来ならばX44に次ぐタイムを計測したのは、『アプト・クプラ』チームだった。ただ、病欠のクラウディア・フルトゲンに代わり急遽参戦することになったユタ・クラインシュミットが、チームメイトのマティアス・エクストロームがマシンを完全に停止する前にドライバー交代エリアに入ったとしてペナルティを受けた。
この結果、RXRが2番手、アプト・クプラが3番手で予選を通過している。
ただRXRもアプト・クプラも、マシンがバンプ・ストップで跳ね上がった後、回避行動を取らねばならず、タイムをロスするシーンがあった。またアプト・クプラのクラインシュミットは、ドライバー交代の際にHANSデバイズが引っかかってしまいタイムをロスするという場面もあった。
2009年のF1世界チャンピオン、ジェンソン・バトンがオーナーを務める『JBXE』チームは、欠場したバトンの代わりにケビン・ハンセンを起用し、彼とチームメイトのミカエラ・オーリン=コツリンスキーがスムーズな走りを見せたことで予選4番手。準決勝第1レースに駒を進めることとなった。
ヴェローチェ・レーシングは、サウジアラビアでの開幕戦ではステファン・サラザンが大クラッシュを喫したことで、チームメイトのジェイミー・チャドウィックは走行することができなかった。
そのためチームは“低リスク”の戦略をとり、結局総合5番手で予選を通過。ただ午後のタイムだけを見ると、7番手に終わっている。
その他、XITE ENERGY RACINGが6番手で準決勝2に進出。チップ・ガナッシが7番手、アンドレッティ・ユナイテッドが8番手となった。
なおチップ・ガナッシは、カイル・ルドゥクがドライブ中にマシンがシャットダウンしてしまうトラブルに見舞われた。これはコース脇の木の枝が、マシンの屋根に取り付けられているキルスイッチに引っかかったことによって起きたことだったという。ルドゥクはこのトラブルについて、「木が引っ張ったんだ。これは何百万分の1の確率だ」と語っている。
サインツXEチームは、午前中のセッション中にパワートレインを冷却するウォーターポンプが故障したため最下位。午後のセッションまでにはマシンの修復が完了し、6番手タイムをマークしたものの、準決勝進出はならなかった。
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