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エクストリームE参戦発表のマクラーレン、F1への悪影響はないと確信「インディカーでの成功も自信に」

2022年からエクストリームEに参戦することを発表したマクラーレン。これによって、F1チームに悪影響が生じる可能性はないという。

Zak Brown, CEO, McLaren Racing

Zak Brown, CEO, McLaren Racing

Steven Tee / Motorsport Images

 マクラーレンは、電動SUVのオフロードレース『エクストリームE』に2022年から参戦することを6月11日(金)に発表した。

 マクラーレンは、F1では2012年の最終戦ブラジルGP以来、長らく優勝から遠ざかっている。近年は低迷から脱し、今はまさにトップチームへの復帰を目指しているところだ。マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、F1での活動に悪影響を及ぼさないと確信したからこそ、エクストリームE参戦を決めたのだという。

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 ブラウンは、エクストリームEを戦うために必要なリソースや人材が限定的だったことが、参戦決定の大きな理由になったと語った。

「車両の輸送方法やチームの規模が限定されているし、組織的にはあまり混乱しないんだ」

「我々は新しいレースシリーズ参戦を検討する際に、ある種のフィルターをかけている。商業的に成り立ち、我々のブランドに合っていて、新しいファンを獲得できるものでなくてはいけない。我々の商業パートナーにとって魅力的でなければならないし、F1チームを混乱させるものであってはならない」

「F1チームにとってプラスになるものでなければならないし、競争力があると感じられるものでなければならない。エクストリームEは、それらの条件をすべて満たしている」

 マクラーレンはF1以外に、インディカーにも参戦している。インディカーではすでに優勝も記録しており、その成功体験がエクストリームE参戦につながったようだ。

「インディカーにおいて、トラック内外で成功を収めたことは、間違いなく複数のシリーズで競争力を発揮できるという自信につながった」

「考え抜かれた適切な方法で物事に取り組み、適切な資金を調達すれば、それらのプログラムは成功し、F1への取り組みにもプラスになることが証明されたのだ」

「それが(WECやフォーミュラEなど)他のシリーズについて決定していない理由のひとつだ。一歩ずつ進み、噛み砕いたものを確実に消化できるようにしていく」

 ブラウンはまた、フェルナンド・アロンソが予選落ちを喫した2019年インディ500での苦戦を教訓に、参戦カテゴリーの検討を慎重に行なっていると話した。

「間違いなく、2019年に私が陥ったような状況にはならない。インディアナポリスでの結果を見てもそうだ」

「ファクトリーのみんなにも言っているが、ミスをするのはいいんだ。だからこそ、マクラーレン・レーシングのポートフォリオに加わるときは、慎重を期して、自分たちがそれを消化して適切に実行できると思えるものにしたい」

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