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フォーミュラ・リージョナル日本の開催が正式決定、全6大会の日程も明らかに

開催に向けて準備を進めていたフォーミュラ・リージョナル日本選手権が2020年から正式に開催されることとなった。

童夢F111/3

童夢F111/3

Masahide Kamio

 日本自動車連盟(JAF)は12月26日、2020年の日本レース選手権のひとつとしてフォーミュラ・リージョナル地方選手権を加えることを公示で明らかにし、兼ねてから準備が進められていた日本シリーズの開催が正式に決定した。

 この日本選手権の立ち上げのために2019年の夏ごろからスーパー耐久を運営するケイツープラネットとマシンを製作した童夢が中心となって準備が進められ、マシンの開発テストやエントリーを検討しているドライバーらのテスト走行なども実施されていた。

 シリーズの正式名称は『FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP』。プロモーターはケイツープラネットが務め、スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションも運営支援を担う。マシンは童夢がFIAのフォーミュラ・リージョナル規定に準じて製作した『F111/3』のワンメイクでスーパーGTやスーパー耐久で活躍する加藤寛規がドライビングアドバイザーを務める。タイヤはダンロップで、使用オイルはMOTULとなることも明らかにされた。

 またレースフォーマットについても詳細が発表され、予選は15分×2回、決勝レースは25分~35分のレースを1大会で2~3回行なわれる。2020シーズンは全6大会14レースで争われ、シリーズチャンピオンにはスーパーライセンスポイント18点が与えられる。なお、スーパーライセンスポイントの付与は、シリーズ出走台数が16台以上となることが条件となっている。

 気になる2020年の開催スケジュールだが、すでに発表されていた前半の4大会については変更がなく、開幕戦は6月5日~7日の富士スピードウェイ。富士24時間レースの併催として記念すべき第1レース目が開催される予定だ。

 未定となっていた終盤の2レースについての日程も明らかにされ、第5戦が9月4日~6日にツインリンクもてぎで開催。第6戦は10月30日~11月1日で富士スピードウェイが舞台となり、こちらはWECのサポートレースとなる見込みだ。

【2020 フォーミュラ・リージョナル日本選手権 開催スケジュール】

第1戦:富士スピードウェイ 6月5日〜7日/2レース ※S耐第3戦と併催
第2戦:岡山国際サーキット 6月26日〜28日/3レース
第3戦:オートポリス 7月31日〜8月2日/2レース ※S耐第4戦と併催
第4戦:スポーツランドSUGO 8月21日〜23日/3レース
第5戦:ツインリンクもてぎ 9月4日〜6日/2レース
第6戦:富士スピードウェイ 10月30日〜11月1日/2レース ※WECと併催

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