引退発表のマルコ・メランドリ、MotoEには興味あり?
現役引退を公表したマルコ・メランドリは、今シーズンから新たに開始された電動バイクレースMotoEについて興味を持っているようだ。
7月初旬、5回のMotoGP優勝経験を持ち、2002年の250ccクラスチャンピオンであり、現在はスーパーバイク世界選手権(WSBK)に参戦中のマルコ・メランドリ(GRTヤマハ)が、今シーズン限りでの現役引退を発表した。
しかしmotorsport.comがインタビューを行った所、メランドリはMotoEへの参加を思い描いていたことを打ち明けた。
まずメランドリに対して全てのレースから引退するのか、それとも単にWSBKを引退するのかを尋ねると、彼はこう答えた。
「それは分からない。だけど今は、自分を多少なりとも疲れさせている責任から自由になりたいと思っているし、生活を変えたいとも思っている」
「確かに僕は1年、365日の24時間を忙しくコミットすることを終わりにしたいと思っていた。何か違うことをする機会があったらね……」
「MotoEは良いね。なぜならまだ“きちんとした”チャンピオンシップになっていないけれど、楽しむためのレースだからだ。良いかもしれない。ただ、今はこのシーズンの最後を楽しみたいと思っているし、今はもっとリラックスもしているんだ。それから人生に何が起こるかを見てみよう」
「もちろん、バイクには乗りたいと思っている。大好きな物だし、子供の頃からの夢だったからね。ただ今よりもストレスの少ない方法でやりたいんだ」
メランドリは引退について最初に考えた時期は、今年の3月だというが、最終的に決定を下したのは5月のイモラ戦の数日前だったとのことだ。
「3月のタイラウンドの後、初めて引退について考えた」
「少しずつ、自分自身にまだ何が好きなのかを、そしてこれ以上したくないの事は何なのかを尋ねていった」
「僕は自分の中の何かが変わっていることに気がついた。そして多くの人が僕に言っていたことが起きたんだと理解したんだ。『やめる時が来れば分かるだろう』といった言葉をね」
Interview by Marco Congiu, additional reporting by Matteo Nugnes
Marco Melandri, GRT Yamaha WorldSBK
Photo by: Gold and Goose / LAT Images
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