MotoEの2020年エントリーリストが公表。MotoGP経験者やWSBK勝者が参戦
電動バイクによるワンメイクレースシリーズ、「FIM Enel MotoE World Cup」の2020年シーズンのエントリーリストが公表された。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2019年からロードレース世界選手権(MotoGP)の併催レースとして開催されている、エネルジカ製の電動バイクを使用したシリーズのMotoE。その2020年シーズンのエントリーリストが公表された。
MotoEの初代王者に輝いたマッテオ・フェラーリは2020年シーズンも継続参戦。その他にも、ランキング2位のブラッドリー・スミスやランキング3位のエリック・グラナドを筆頭に多くのライダーが継続参戦する。
スミスは現在MotoGPに参戦するアプリリアでテストライダーを務めており、2020年はヨハン・ザルコの後釜でKTMに復帰することも視野に入れていたようだ。しかしKTMがブラッド・ビンダーの起用を決定したことで、彼はアプリリアに留まり、MotoEへ継続参戦することが可能となった。
新たに参戦するライダーとして、2018年にMotoGPへ参戦していたザビエル・シメオンが挙げられる。彼はLCRから出走していたランディ・ド・プニエの後任となる。
そしてMoto2クラスに参戦していたドミニク・エガーター、ルーマス・トゥロビッチといったライダーがMotoEへ戦いの場を移すことになった。
また2018年にポンス・チームからレースへ復帰したセテ・ジベルナウだったが、彼は1年限りでの引退を選択。チームはジベルナウの後任として、スーパーバイク世界選手権に参戦し優勝経験もあるジョルディ・トーレスの起用を決定した。なお、トーレスはスーパーバイク世界選手権とのダブルエントリーとなる予定だ。
MotoE2020年シーズンは、全5ラウンド7レースで開催される予定であり、開幕戦は5月のヘレス戦となる。
MotoE 2020シーズン開催カレンダー
スペインGP 5月3日
オランダGP 6月28日
オーストリアGP 8月16日
サンマリノGP 9月12〜13日(2レース)
バレンシアGP 11月14〜15日(2レース)
2020 MotoE エントリーリスト
# | Rider | Team |
5 | Alex de Angelis | Pramac |
6 | Maria Herrera | Aspar |
7 | Niccolo Canepa | LCR |
10 | Xavier Simeon | LCR |
11 | Matteo Ferrari | Gresini |
16 | Josh Hook | Pramac |
18 | Nicolas Terol | Aspar |
20 | Xavier Cardelus | Avintia |
27 | Mattia Casadei | SIC58 |
35 | Lukas Tulovic | Tech 3 |
38 | Bradley Smith | One Energy (SIC) |
40 | Jordi Torres | Pons |
51 | Eric Granado | Avintia |
61 | Alessandro Zaccone | Gresini |
63 | Mike Di Meglio | Marc VDS |
66 | Niki Tuuli | Ajo |
70 | Tommaso Marcon | Tech 3 |
77 | Dominique Aegerter | Intact GP |
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