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スーパー耐久 第2戦SUGO

開幕2連勝も「終盤はかなりキツかった」……坪井翔、次戦に向けて気を引き締める

スーパー耐久第2戦SUGOのST-4クラスで開幕2連勝を飾った#310 GRGarage水戸インターGR86は、序盤から後手を踏む展開となってしまったが、坪井翔の活躍で逆転勝利をつかんだ。

吉田知弘

公開日時: 2020/10/13 8:57

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久保凛太郎、細川慎弥、坪井翔(#310 GRGarage水戸インターGR86)

 スポーツランドSUGOで行なわれた2020スーパー耐久第2戦。Gr.2決勝でトップチェッカーを受けST-4クラス開幕2連勝を果たした#310 GRGarage水戸インターGR86の坪井翔は、逆転勝利に安堵しつつも、まだまだ課題が残っていると次戦に向けて気を引き締めていた。

 予選、決勝ともフルウエットコンディションとなったGr.2の第2戦。特に決勝レースは雨量も多かったことからセーフティカー先導でスタートが切られた。ポールポジションからスタートした310号車は2周目に1回目のピットストップを完了すると、開始1時間のところで早くも2回目のピットストップを敢行。坪井翔にロングスティントを任せ、逆転する作戦をとった。

 その後、セーフティカーが何度か入ったことも味方し、#884 林テレンプ SHADE RACING 86、#13 ENDLESS 86に追いつくと、ST-5クラスとの混走をうまく使って、残り1時間を切ったところでトップに躍り出た。終盤は雨が止んで路面上の水が少なくなる中、13号車に追い詰められるシーンもあったが、坪井が最後まで冷静に対処し、クラス開幕2連勝となるトップチェッカーを受けた。

 フルウエットコンディションに加えてセーフティカーも何度か出動する荒れたレースで、310号車としては序盤が後手を踏む展開となったが、第1スティントを務めた久保凛太朗は「2周目にピットに入ったことで、ST-4クラスのトップとST-5クラスの集団の後ろに回ってレースが始まったので、それがキツかったです。チームとしてまだまだ作戦の幅も少ないので、色々と考え直さなきゃいけないですね。今回は全て坪井選手のおかげです」とコメント。第2スティントを担当した細川慎弥も「(開幕2連勝は)チームとしては最高です。今回は坪井選手に助けられました。彼に感謝です」と、チームのエース的役割を担う坪井の走りを讃えていた。

 その坪井も「長かったですけど、達成感ある優勝でした」と今回のレースを振り返った。

「2回目のピットを終えてからSCにも助けられてギャップが縮まったので、その後は僕が自力で抜ければ勝てるという状況でした。けっこうペースは良かったですし、残り時間もあったので十分チャンスはありました。

「うまく2台ともコース上で抜くことができましたが、僕たちがめちゃくちゃ速かったというわけではなかったです。ST-5クラスがうまく絡んだ時に抜けただけで、同じペースで走っていたような感じでした。逆に雨量が減った後半は13号車が速かったので、僕たちも改善しなきゃいけない点はあるのかなと思います」

 雨量が少なくなった時の速さが足りなかったという坪井。S耐では開幕2連勝を飾ったほか、スーパーフォーミュラ、スーパーGTでも絶好調ではあるが“課題はまだある”と現状に満足せず、気を引き締めている様子だった。

「残り30分は圧倒的に向こうの方が速かったので、めちゃくちゃ長く感じましたね。ST-5クラスの処理の関係で何とかリードを保てていただけで、純粋な速さでは13号車に勝てませんでした。そこはまだまだ課題ですし、最後はタイヤもきつかったので、セットアップも含めて色々考えていかなければいけないですし、僕たちも今後もっと改善しなきゃいけない点はあるのかなと思います」

「スーパーフォーミュラで勝って、スーパーGTでもポイントリーダーになっているので、この良い流れを自分で崩さずに良い形で今後のシーズンに向けて戦っていきたいですね」

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