レースレポート

スーパー耐久 第3戦 岡山

S耐 第3戦 Gr.1決勝|777号車D’stationヴァンテージがライバル圧倒し今季初優勝

2020年のスーパー耐久第3戦岡山。Gr.1の決勝レースは、ポールポジションからスタートした#777 D’station Vantage GT3が終始力強い走りをみせた。

吉田知弘

公開日時: 2020/11/01 10:53

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#777 D'station Vantage GT3

 岡山国際サーキットで行なわれた2020スーパー耐久第3戦「スーパー耐久レースin岡山」のGr.1決勝レースは、ST-Xクラスの#777 D’station Vantage GT3がトップチェッカーを受け、ポール・トゥ・ウィンで今季初優勝を飾った。

 予選日と同様にドライコンディションで始まった決勝レース。ポールポジションの777号車はAドライバーの星野敏がスタートドライバーを務め、トップで1コーナーを通過していったが、後方ではST-Zクラスの#2 K’sフロンティアSINTIUM KTMと#20 SS/YZ Studie BMWが接触しコースオフするなど、波乱含みのレーススタートとなった。

 1周目のバックストレート終わりのヘアピンで#16 PORSCHE 911 GT3R(上村優太)が777号車に並びかけトップに浮上。さらに#31 DENSO LEXUS RC F GT3(嵯峨宏紀)と#888 HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3(高木真一)も777号車を抜いてポジションを上げたのだが、6周目のバックストレート終わりのヘアピンで888号車がコースオフしスポンジバリアに正面からクラッシュ。セーフティカーが導入された。

 888号車は、ほとんど減速していない状態でバリアに突っ込んだらしく、高木は意識があり深刻な状態ではないものの首と腰の痛みを訴えていたとのこと。メディアカルセンター搬送後に詳しい検査を受けるためドクターヘリで病院へ向かった。

 開始から30分が経過した14周目にレースが再開されると、各車とも1回目のピットストップの動きを見せた。セーフティカー中に31号車がいち早くピットインすると、開始40分を迎えるところで777号車もピットイン。星野から藤井誠暢にバトンタッチした。一方、トップを快走する16号車は前回のSUGO同様に上村と永井宏明の2人で3スティントをこなす作戦で、開始から1時間を経過したところで1回目のピットストップを済ませた。

 これでトップに立ったのは早めに1回目のドライバー交代を完了した31号車だったが、そこに迫ってきたのが777号車の藤井。順調なペースで間合いをつめ、開始1時間10分を過ぎた40周目に逆転し、トップに立った。これまではレース中にマシントラブルに苦しめられることが多かった777号車だが、今回はその気配もなく着々と周回を重ねていき、レースの折り返しとなる1時間30分を迎えるころには33秒ものリードを築いていた。

 最終的に1分近いギャップを築いたところでプラチナドライバーが乗車できる上限時間を迎え、70周目にピットイン。アンカーとして近藤翼がマシンに乗り込んだ。

 後続と十分なギャップがあったということもあり、近藤も落ち着いて周回を重ねていき、777号車が109周を迎えたところで3時間が経過。今季初のトップチェッカーを受けた。2位には6番手スタートから着実に追い上げた#81 DAISHIN GT3 GT-Rが続き第2戦の欠場分を取り返す走りを披露。3位には#9 MP Racing GT-Rが入り、こちらは開幕3戦連続で表彰台を獲得した。

 ST-Zクラスはピットストップのタイミング等で目まぐるしく順位が入れ替わる激戦となったが、今季から同クラスに参戦している#500 5ZIGEN AMG GT4が初優勝、ST-TCRクラスは#22 WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMSが今季2勝目を飾った。

 ST-1クラスは#38 ADVICS muta Racing RC F TWSがトップを死守していたが、残り6分で痛恨のコースオフを喫し大幅にタイムロス。これにより#28 ROOKIE RACING GR Supraが逆転で開幕3連勝を飾った。

 ST-2クラスは#59 DAMD MOTUL ED WRX STI、ST-3クラスは#39 エアーバスター WINMAX RC 350 TWSがそれぞれクラス優勝を果たした。

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