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レースレポート

SFライツ第2大会 岡山|宮田莉朋と阪口晴南が勝利を分け合う

岡山国際サーキットで行なわれた2020年のスーパーフォーミュラ・ライツ第2大会は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM’S)と阪口晴南(B-MAX RACING TEAM)が1勝ずつ分け合う結果となった。

阪口晴南(B-MAX RACING TEAM)

写真:: Masahide Kamio

 スーパーフォーミュラ第2戦と併催された全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の第2大会は、1レース目となった第4戦は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TEAM TOM’S)が開幕4連勝を飾るトップチェッカーを受けた。翌日に行なわれた第5戦では好スタートを決めた阪口晴南(B-MAX RACING TEAM)がシリーズ初優勝を飾った。

 今回は宮田、阪口ともスーパーフォーミュラとのダブルエントリーで多忙な週末を過ごしたが、共に体調を崩すことなく、SFライツの予選では2レースともフロントロウを分け合った。

 9月26日(土)に行なわれた第4戦決勝では1周目から両者がサイドバイサイドのバトルを展開。ポールポジションスタートの宮田がなんとかトップを死守しレースを進めていった。

 一方、後方では久しぶりのフォーミュラカーレース参戦となった影山正美(B-MAX RACING TEAM)に入山翔(Albirex-RT)、DRAGON(TEAM DRAGON SFL)が接近する8番手争いが白熱したが、13周目のダブルヘアピンで入山とDRAGONが接触してしまいスピン。コース脇にマシンが止まってしまったため、セーフティカー(SC)出動となった。

 一時は阪口に2秒以上のギャップを作っていた宮田は、このSC出動でリードがなくなってしまう形となったが、最後までミスのない走りを披露しトップチェッカー。開幕4連勝を飾った。2位には阪口が続き、3位にはSFライツデビューとなった片山義章(B-MAX RACING with OIRC)が地元岡山で表彰台を獲得した。

 翌9月27日(日)に行なわれた第5戦の決勝では、2番手スタートの阪口が抜群のスタートを決めて1コーナーでトップに浮上した。後方でも激しいポジションの奪い合いが展開される中、リボルバーコーナー手前で片山と名取鉄平(TODA RACING)が接触。片山が芝生エリアをカットしてリボルバーコーナー出口に飛び出してしまったところに後続のマシンが次々と接触する多重クラッシュとなってしまった。事態収拾のためセーフティカー出動となった。

 4周目を終えたところで再スタートが切られると、阪口と宮田の”トップ争い”一騎打ちが展開されたが、最後まで隙を見せなかった阪口が逃げ切り、シリーズ初優勝を飾った。2位には宮田、3位には小高一斗(カローラ中京 Kuo TEAM TOM’S)が続いた。

 阪口にとっては、前身の全日本F3選手権を含めて初勝利だったということもあり、パルクフェルメでは何度もガッツポーズをみせ、喜びを爆発させていた。

 レースを終えた阪口は「全日本F3時代も含め、ようやく初優勝することができました。非常に嬉しく思いますし、良いクルマを仕上げてくれたチームに感謝しています。ただ、内容に関しては第4戦と比べてもあまり良い印象はなかったですし、宮田選手に迫られていたので、まだまだチームと話し合っていくことは必要ですが、まずはこの結果には満足しています。この優勝で流れが変わるかもしれないので、次のSUGO大会に向けてもきっちりとやっていきたいと思います」とコメントした。

 一方、開幕戦からの連勝がストップしてしまった宮田は「スタートでは、加速で負けてしまって……阪口選手の方がスタートが上手だったのかなという感じです。ファステストラップは獲りましたが、チームに申し訳ない結果になりました。途中で飛び出しそうになったシーンもありましたが、クルマのパフォーマンスとしてはどんどん良くなっていて、阪口選手の背後につけていくことはできました。SUGOではまたポールポジションを狙って、スタートもパーフェクトに決めて優勝したいです」と語った。

 これでポイントランキングは宮田が56ポイントで首位をキープ、阪口が36ポイント、小高が20ポイントで続くという状況だ。

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