スーパーフォーミュラ 第2戦:鈴鹿
山本尚貴、SF鈴鹿8位に「この位置を走り続けるのは恥ずかしすぎる」と吐露。改善に向け努力誓う
スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿で、8位入賞となった2020年王者の山本尚貴。彼は開幕戦から苦戦が続き、このポジションに甘んじていることは“恥ずかしい”と考えており、まだ頑張りが必要だと語った。
永安陽介
編集: 2021/04/26 8:31
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

鈴鹿2&4レースとして開催された、2021年のスーパーフォーミュラ第2戦。その決勝レースで2020年王者の山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)は8位入賞となった。
山本は予選で10番手とQ2突破には失敗し、中段からのスタートとなった。決勝ではタイヤ交換義務が消化できる最短のタイミング、10周目終了時にピットインしてタイヤを交換。そこからは我慢強い走りを見せ、一度はオーバーテイクを許した坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)に最終ラップのフィニッシュ直前で並びかけるなど、見せ場も作って8位でフィニッシュしたが、彼はレース内容については不満げな表情を見せた。
「ペースも正直良くなかったです」と、レースを終えた山本は語る。
「スタートは良かったんですが、居場所が良くなかったです。(他車に)前が塞がれてしまい、ポジションを上げきれなかった。もったいなかったですね」
「ただスピード自体が足りなかった。戦略は良かったんですが、それを活かし切ることができませんでした」
「セーフティカーも入ったので(ピットイン後に)20周走るとは言っても楽になっていました。実質15周、10周と少しくらいしかなかったので、(グリップが)厳しいというほどではなかったです」
山本は開幕前のテストから苦戦気味で、開幕戦では素晴らしい追い上げで6位を確保したが、予選ではQ1敗退に終わるなど、まだ改善の余地が大きいことが伺えた。
鈴鹿戦では予選10番手、決勝8位という結果を残したが、開幕戦からの改善具合について尋ねられた山本は、現状のポジションは「恥ずかしいものだ」と認め、チャンピオン争いに参加していくためにはさらに頑張っていく必要があると述べた。
「このポジションを走り続けることは、我慢できないし、恥ずかしすぎます」
「野尻(智紀/TEAM MUGEN)選手が2連勝してしまったので、チャンピオンを取るには残り全部勝つくらいの気持ちじゃないと(チャンピオンを)取られてしまいます」
「なんとかできるよう、チームも自分も頑張ってはいますが、もうひとふんばりしないといけないですね」
レース中盤に山本は1コーナーから2コーナーにかけて坪井と並んで互いに譲らないまま並走するバトルも見せ、観客を沸かせた。加えてデビュー戦のジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)からプレッシャーをかけられるも見事に防戦するなど、レースの見せ場を作っていた。
特に最終ラップでは、山本がその坪井に一気に肉薄。フィニッシュラインではわずかに0.003秒差とほぼ横並びの接戦になったが、オーバーテイクシステムの残り時間を最終ラップに使用して坪井を追い抜くことを思い描いていたのだという。
「坪井選手がラスト2ラップで(OTSを)使っているのを見ていて、(100秒のインターバルで)最終ラップに彼がOTSを使えないのは分かっていました」
「自分には(OTSが)85秒ほど残っていました。ヘアピン立ち上がりで使用すれば、半周は使えるので、彼に追いつくまではいけるかなとは思ったら、真後ろまで行くことができた。最後は抜けるかなと思いましたが、ちょっと足りなかったですね」
Read Also:
- スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿|野尻が2連勝達成。デビュー戦アレジ9位入賞……PP福住は無念リタイア
- ジュリアーノ・アレジ、スーパーフォーミュラ初戦で9位入賞「山本を抜きたかったけど、良い学習ができた」
- 福住仁嶺、悲劇的なタイヤバーストでSF初優勝逃すもメンタルは崩れず「次のレースが楽しみ」
- 国本雄資、130Rで大クラッシュ「右リヤタイヤがパンクした。怖かった」
- 【スーパーフォーミュラ】野尻智紀、開幕2連勝も次戦以降は「真っ新なところからスタートしたい」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ジュリアーノ・アレジ、スーパーフォーミュラ初戦で9位入賞「山本を抜きたかったけど、良い学習ができた」
次の記事 スーパーフォーミュラ鈴鹿|タチアナ・カルデロン、開幕戦の好調から一転最下位。直線の遅さに困惑
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
永安陽介

マルケス、日本GP完勝「また37ポイント獲得できてすごく嬉しい」鬼門インドネシアに向けても不安無し?
MotoGP
MotoGP
日本GP
14 日前
マルケス、日本GP完勝「また37ポイント獲得できてすごく嬉しい」鬼門インドネシアに向けても不安無し?

アコスタ「表彰台を狙えたのに、たった3つのコーナーで全て失った」多重クラッシュ引き金のマルケス弟を批判
MotoGP
MotoGP
日本GP
15 日前
アコスタ「表彰台を狙えたのに、たった3つのコーナーで全て失った」多重クラッシュ引き金のマルケス弟を批判

マルティン、ペナルティでスプリントは3位「ペースは良かった。タイヤが厳しい中での表彰台に満足」
MotoGP
MotoGP
日本GP
15 日前
マルティン、ペナルティでスプリントは3位「ペースは良かった。タイヤが厳しい中での表彰台に満足」
最新ニュース

ドライバーだけじゃなく車両も! ”おじさんたち”がオートポリスで躍動……新田守男、最年長優勝記録更新「若い頃の気持ちでレースさせてもらった」
スーパーGT
SGT スーパーGT
第7戦:オートポリス
30 分前
ドライバーだけじゃなく車両も! ”おじさんたち”がオートポリスで躍動……新田守男、最年長優勝記録更新「若い頃の気持ちでレースさせてもらった」

「みんなの期待に応えるのがプロだから」骨折明けのNISMO千代勝正、魂の走りでダブルスティント走破。3位表彰台獲得
スーパーGT
SGT スーパーGT
第7戦:オートポリス
1 時間前
「みんなの期待に応えるのがプロだから」骨折明けのNISMO千代勝正、魂の走りでダブルスティント走破。3位表彰台獲得

TEAM KUNIMITSU、見えたぞ6年ぶり栄冠! 残すはもてぎ2連戦、絶対王者au TOM’Sと3点差「背中が見えてきた」と山本尚貴
スーパーGT
SGT スーパーGT
第7戦:オートポリス
2 時間前
TEAM KUNIMITSU、見えたぞ6年ぶり栄冠! 残すはもてぎ2連戦、絶対王者au TOM’Sと3点差「背中が見えてきた」と山本尚貴

3時間の戦略ゲーム。STANLEYが今季2勝目、選手権首位au TOM’Sはペナルティで8位……両者の差は3点に|スーパーGT第7戦決勝レポート
スーパーGT
SGT スーパーGT
第7戦:オートポリス
2 時間前
3時間の戦略ゲーム。STANLEYが今季2勝目、選手権首位au TOM’Sはペナルティで8位……両者の差は3点に|スーパーGT第7戦決勝レポート
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録