登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

スプリント予選レースもっと見たい?「F1ファンに聞いてみるべき」とアロンソ

F1第10戦イギリスGPのスプリント予選レースで大きく準備を上げたアルピーヌのフェルナンド・アロンソは、新フォーマット自体には好印象を抱いているものの、その是非はファンに委ねるべきだと考えている。

Fernando Alonso, Alpine A521, Lance Stroll, Aston Martin AMR21

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、F1第10戦イギリスGPのスプリント予選レースで順位を大きく上げたが、新フォーマットの是非はファンに委ねるべきだと考えている。

 金曜日の予選で11番手タイムをマークしたアロンソは、今回のイギリスGPから試験導入された、決勝レースのグリッドを決める短距離の「スプリント予選レース」で“ロケットスタート”を見せ、11番手から5番手にジャンプアップ。長いストレートが特徴のシルバーストーンで後続のマクラーレン勢を抑え込むことに苦慮し、7位でスプリント予選レースを終えていた。

 アロンソは、晴天となった日曜日の決勝レースでは、接近戦の中団争いを経て7位入賞。9位でレースを終えたチームメイトのエステバン・オコンと共に、アルピーヌとしてはダブル入賞。アロンソとしては、バクー市街地サーキットで行なわれた第6戦アゼルバイジャンGPから5戦連続入賞となった。

Read Also:

「良いレースだった。楽しむことができたしね」とアロンソはレース後に喜びをあらわにした。

「新しいレースフォーマットのお陰で、金曜日の予選ポジションから上がるチャンスを得ることができた。7番手からの決勝をスタートして、速い集団の中で良いレースをすることができたし、ポジションも少し簡単に守ることができた」

「7位と9位。チームでダブル入賞をすることができた。それには満足しているし、これで5戦連続入賞だ。一番はバクーだね。でもあの時は最後にリスタートがあって難しいレースだった。だからおそらく、今回のレースが今年のベストレースだ」

「(イギリスGPの)7位は、運や黄旗、リスタートではなく、実力で勝ち取ったものだ。パフォーマンスにもマシンにもとても満足しているよ」

 マクラーレンでの2018年シーズン末以降、F1から離れ世界耐久選手権(WEC)やインディカーに参戦してきたアロンソは、今シーズンからの“F1復帰”後はチームやマシンへの適応を進めていた。彼は契約更新以降苦戦しているように見受けられるチームメイトを差し置き、ここ数戦では好成績を続けている。アルピーヌのマシンに慣れるためには数レース必要だったと感じているかと尋ねられたアロンソはこう語った。

「気分は良いね」と彼は言う。

「今ではマシンに自信がもてるようになった。今年の初めでは、F1そのものだけでなくルノーチーム(現アルピーヌ)など、マシンの全てに慣れるには数戦必要だった。マクラーレンのスタイルにマクラーレンのステアリングとかに戻せたなら、適応する時間も短くなっただろうね。でもルノーでは、(慣れるまでには)少し作業が必要だった」

「だが、よくわからないけれど、最初は慎重にレースをしていた。大きなミスをしたくなかったんだ」

「『フェルナンドが違うカテゴリーを経験した後にどうなるか見てみよう』とか『F1復帰は簡単じゃない』、『新世代についてどう思う?』と皆が口を揃えて言っていたでしょ? だからとにかくノーミスでレースを終えて、少しずつ自信をつけていきたいと思っていた」

「今では自信がもてるようになったし、マシンやチーム、タイヤに関してもさらに知識が付いてきた。考えすぎないで運転できるようになったし、直感を使えるようになった。全ては流動的に動いてくものだからね。それには満足しているよ」

 スプリント予選レースでは、11番手から17周のレースで4ポジションアップの7位を獲得。アロンソ自身もスプリント予選レースに好感触を得ているものの、イギリスGP以降もこの新フォーマットを続けるかに関しては、ファンに判断を仰ぐべきだと慎重な姿勢をとっている。

「ハッピーだね。週末に慣れ親しんだルーティンを少し変えたから、すこしストレスにはなった。フリー走行が1回しか無かったし、それでマシンはパルクフェルメ(ルール)に入れられる」

「昨日もレースがあった。僕らにとっては、ポジションを上げることができたから良かった。だから僕らからは(スプリント予選レースに対して)“高評価“だろうね」

「でもこのフォーマットは、ショーを盛り上げて異なる層や新規のファンをこのスポーツに引きつける為作られたものだ。だからファンに聞いてみる必要があるし、彼らからのフィードバックがいる。『この週末に関してどう思う?』とか『何が良くて、何が悪かったか』とかね。もし改善すべき箇所があるなら、彼らが決めるべきだ。というのも、チームにとっては可もなく不可もない」

「それ(スプリント予選レース)は普段と異なる。別の方法で週末の準備をする必要がある。でも結局は誰にとっても同じことだ。だからファンを優先させるべきだと思う。何が気に入らなくて改善すべきかを僕らに伝えてほしい」

 
 

Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 赤旗が出ていなければハミルトンはリタイアだった? 接触で破損したホイールリム交換し“命拾い”
次の記事 F1レースディレクター、ペナルティの”重さ”には「事故の結果を考慮すべきではない」と原理原則を説明

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本