F1 Ferrari launch

新車発表だけじゃ終わらせないのが”フェラーリ流”。発表会で早くも2023年F1マシン『SF-23』を全開走行!

2月14日(火)にイタリア・マラネロで2023年用マシン『SF-23』の発表会を行なったスクーデリア・フェラーリ。その発表会では、早くも2023年用マシンを走らせるというサプライズもあった。

滑川 寛 Jonathan Noble

公開日時: 2023/02/14 23:35

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Carlos Sainz, Ferrari SF-23

 2月14日(火)、スクーデリア・フェラーリは、イタリア・マラネロで2023年マシン『SF-23』を発表。昨年速さを見せた『F1-75』から多くを引き継ぎならがも、悲願のタイトル獲得に向けて空力面・信頼性面でSF-23を進化させた。

 マラネロの本社に併設されるフィオラノ・サーキットで実施された発表会では、ドライバーのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.に加え、新代表のフレデリック・バスールらが登場。サーキットに詰めかけたティフォシたちを沸かせた。

 しかし、この発表会の一番の”サプライズ”は、フェラーリが早くもSF-23をサーキットで走らせたことだ。

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 ”コイントス”でルクレールが先にステアリングを握る権利を獲得し、多くのティフォシが見つめる中SF-23で走行を開始。使用するのはデモタイヤながらも、ルクレールは生まれたての”跳ね馬”にムチを打つかのようにフィオラノを2周した。

 ルクレールは「もう一周いいかな?」と無線で”待ちぼうけ”をくらったサインツJr.に聞いたもののの、サインツJr.からはピットインの指示が飛んだ。

 ルクレールは走行後、ニューマシンに関して多くを明かさなかったものの「マシンの感触は良い」とにこやかに語り、次のように続けた。

「シミュレータで何kmも走った後、この新しいプロジェクトで最初の1kmを走らせるのは特別な感じがする。全てがスムーズに進んだよ」

「もちろん、2周で詳しいところまで確かめるのは難しいけど、最初の感触は既にエンジニアへフィードバックした。マシンはよく走っていたし、スムーズだった。全てが上手くいったね」

 サインツJr.は2番目の走行順となったかわりに、周回数はルクレールより一周多い3周に。発表会終了後に、微調整を加えたSF-23で走行を行なうこととなった。

 今回フェラーリがルクレールに2周、サインツJr.に3周という厳しい周回数制限を設けたのは、F1のテスト規定を遵守するため。年間2回、1回あたり100kmに制限されているフィルミングデーをこの発表会のために消費するのではなく、フェラーリは「デモンストレーション・イベント」と呼ばれる規定の元で今年用のマシンを走らせたのだ。

 規定では現行型マシンで15km未満の走行が許されており、2.997kmのフィオラノでは合計5周走らせることが可能だったのだ。

 

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