F1 オーストリアGP
ウイリアムズのアップデート版は速いが繊細? 「ピーキーだけど、乗りこなせれば良い感じ」とアルボン
ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンはアップデート版のFW44をピーキーなマシンだと感じているが、オーストリアGPの予選で12番手に入ったことで、確かなパフォーマンス向上を感じているようだ。

Luke Smith
公開日時: 2022/07/09 11:18
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1オーストリアGPの予選を12番手で終えたアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)は、セルジオ・ペレス(レッドブル)のタイム抹消によりスプリントを11番グリッドからスタートする。ウイリアムズにとっても、久々の入賞を果たすチャンスと言える。
アルボンのマシンには、先日のイギリスGPからアップデートが投入された。しかし予選はうまくまとめきれずQ1敗退となり、決勝はスタート直後のアクシデントに巻き込まれたため、そのパッケージを正当に評価する時間が十分にないままオーストリアGPを迎えた。しかしそのオーストリアGPでは、ここまで上々のパフォーマンスを見せている。
アルボンはまず、1週間前のクラッシュからマシンを修復させたチームのクルーの仕事ぶりを讃え、予選12番手という結果で恩返しができたことは素晴らしいことだと話した。
「マシンはとても調子が良いし、タイムを見てもあとコンマ1秒ほどでQ3に進めたと思う。もちろん、『もう少し速く走れたかも』と言うのは簡単だけどね」とアルボンは言う。
「とはいえ予選では、ユウキ(角田裕毅/アルファタウリ)とランド(ノリス/マクラーレン)がちゃんとタイムを出せなかったことを差し引いても、僕たちのペースはこの(順位)あたりだったと思う。良い位置につけられている」
レースウィーク初日に見せたパフォーマンスがウイリアムズのアップデートによるものなのか、単にFW44自体がこのコースと相性が良いからなのかと問われたアルボンは「正直難しいところだ」として、こう続けた。
「直線スピードの速さも効いていると思うけど、空力パッケージも関係しているかもしれない」
「今のマシンは、以前のマシンとは全く別物になっているし、まだ改善の余地もたくさんある。今後の開発においても良いベースになっている」
「今回は、この新しいマシンの特性を探るためにここに来ている。これほど速い段階で手応えを得ているのだから、残りのシーズンはもっと良くなっていくだろう」
またアルボンは、アップデート版のマシンはダウンフォースレベルが向上していると感じているものの、一方で少しピーキーなマシンになっているという感触もあるようだ。
「どちらかと言えば、少し走らせるのが難しくなっている。そういう意味では少しピーキーと言えるけど、うまく乗れるようになれば問題ない」
「もちろん、ピーキーでトリッキーなマシンは望んでいないから、伸びしろはまだある」
「ただ、それほどたくさん走っている訳でもないからね。現時点での大体の感触がそういう感じ、ということだ」
Read Also:
- F1メカ解説|F1オーストリアGPに持ち込まれた各チームのマシンのディテール:ピットレーン直送便
- レッドブルにもフェラーリにも似ている? ウイリアムズがアルボン車を大幅アップデート
- 開幕から苦戦していたウイリアムズ、アップデートが第10戦まで遅れた理由を語る
- ペレス、トラックリミット違反でQ3タイム抹消。スプリントは13番手スタートに
- インフレの影響を考慮し、2022年のF1チーム予算が3.1%引き上げ。9チームが変更を支持
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 メルセデス代表、クラッシュした2台を修復したチームを称賛「ガレージは誰かがレゴのクルマを床に落としたみたいだった」
次の記事 F1オーストリアFP2速報:サインツJr.がトップタイム。各車がレースに向け周回重ねる……角田裕毅19番手
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Luke Smith

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」
F1
F1 2024/05/01
没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役
F1
F1
Aston Martin Silverstone Shakedown
2023/02/20
”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
F1
F1 2023/02/19
ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視

More from
アレクサンダー アルボン

ウイリアムズ、マドリード開催F1スペインGPに特別カラーで挑む。1981年にハラマ走った「FW07C」モチーフのクラシカルデザイン
F1
F1
イタリアGP
21 時間前
ウイリアムズ、マドリード開催F1スペインGPに特別カラーで挑む。1981年にハラマ走った「FW07C」モチーフのクラシカルデザイン

アレクサンダー・アルボン、ウイリアムズとの契約を2027年まで延長「僕たちの物語はまだ終わっていない」
F1
F1
オランダGP
22 日前
アレクサンダー・アルボン、ウイリアムズとの契約を2027年まで延長「僕たちの物語はまだ終わっていない」

アゼルバイジャンGPで”全く別物”のマシンを投入するウイリアムズ。しかしアルボンは期待せず「問題解決は無理だろうね」
F1
F1
Hungaroring Pirelli test
1 ヵ月前
アゼルバイジャンGPで”全く別物”のマシンを投入するウイリアムズ。しかしアルボンは期待せず「問題解決は無理だろうね」

More from
ウイリアムズ

古豪復活へ……ウイリアムズ代表、2026年の問題を解決するため「膨大な数のプロジェクト」を進めていると明かす
F1
F1
オランダGP
9 日前
古豪復活へ……ウイリアムズ代表、2026年の問題を解決するため「膨大な数のプロジェクト」を進めていると明かす

ウイリアムズ残留のサインツJr.、アウディ移籍は選択肢になかった?「他へ行くことを真剣に考えたことはない」
F1
F1
オランダGP
12 日前
ウイリアムズ残留のサインツJr.、アウディ移籍は選択肢になかった?「他へ行くことを真剣に考えたことはない」

ウイリアムズ勢があってはならない同士討ち! サインツJr.が謝罪「イン側のバンプでロックさせてしまった……申し訳ない」
F1
F1
オランダGP
16 日前
ウイリアムズ勢があってはならない同士討ち! サインツJr.が謝罪「イン側のバンプでロックさせてしまった……申し訳ない」
最新ニュース

小椋藍、MotoGPサンマリノGPも欠場。負傷した左手親指の回復間に合わず……次戦オーストリアでの復帰目指す
MotoGP
MGP MotoGP
サンマリノGP
1 時間前
小椋藍、MotoGPサンマリノGPも欠場。負傷した左手親指の回復間に合わず……次戦オーストリアでの復帰目指す

代役出走3戦目の角田裕毅、未知のマドリンクでモンツァに続く2戦連続入賞目指す「この勢いを持続させたい」
F1
F1 F1 2 時間前
代役出走3戦目の角田裕毅、未知のマドリンクでモンツァに続く2戦連続入賞目指す「この勢いを持続させたい」

これが“ヨーヨーレース”の功罪か。イタリアGPは各所で膠着状態が発生……その中で際立ったメルセデスとアントネッリの傑出度
F1
F1 F1
イタリアGP
13 時間前
これが“ヨーヨーレース”の功罪か。イタリアGPは各所で膠着状態が発生……その中で際立ったメルセデスとアントネッリの傑出度

キミ・ライコネンの息子ロビンがレッドブル育成入り! 11歳の”2代目アイスマン”に翼を授ける
F1
F1 F1
イタリアGP
13 時間前
キミ・ライコネンの息子ロビンがレッドブル育成入り! 11歳の”2代目アイスマン”に翼を授ける
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録