ベルギー当局、F2の大クラッシュに関与したアレジ車を押収。トライデントは1台体制でモンツァ戦へ
F2スパラウンドで起きた死亡事故に関与したジュリアーノ・アレジのマシンがベルギー当局に押収された為、トライデントは1台体制でモンツァ戦を戦うことになる。
写真:: Joe Portlock / Motorsport Images
FIA F2のスパ・フランコルシャン戦ではアントワーヌ・ユベールが事故死するという悲劇が起こったが、6日(金)からは早くも次戦モンツァラウンドが始まろうとしている。そんな中、トライデントは事故に関与したジュリアーノ・アレジのマシンが調査の為にベルギー当局に押収されてしまったため、1台体制での戦いを強いられることとなった。
スパ戦レース1の2周目、オー・ルージュからラディオンにかけての登り坂で、アレジはスピン。それを避けようとしたユベールがタイヤバリアに激突し、コース上に跳ね返ってきたところにファン-マヌエル・コレアのマシンがハイスピードで突っ込んでしまった。その結果ユベールは命を落とし、コレアは両足骨折の重傷を負った。
なお、チームに残された1台のマシンにはアレジが乗り込むようだ。チームメイトのラルフ・ボシュングは資金面で苦しんでいるということもあってか、今回は欠場となる。ボシュングはモンツァ戦の次のラウンドであるソチ戦に出場するため、準備を進めている模様だ。
ユベールを亡くしたBWTアーデンは、タチアナ・カルデロンのみの1台体制でモンツァラウンドを戦うことを既に発表している。両脚に骨折を負ったコレアが所属するザウバージュニアチーム/チャロウズも、1台体制でエントリーすると予想されている。
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