F1 アメリカGP

アロンソ、”コース外走行”許されたライコネンへの裁定に困惑「受け入れるしかないけど……」

フェルナンド・アロンソは、F1アメリカGPでキミ・ライコネンがコース外走行でオーバーテイクしたのが許され、他のドライバーはそうでなかったことに困惑しているようだ。

Jonathan Noble

Jonathan Noble

編集: 2021/10/26 6:16

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Fernando Alonso, Alpine A521, Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing C41

 F1アメリカGPで、アルファロメオの2台と激しいバトルを展開したフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)。彼はF1アメリカGPでの裁定がまたも一貫性のないものだったことに困惑しているようだ。

 このレースでは、アロンソを含む多くのドライバーが、コース外走行でアドバンテージを得たとしてポジションを譲るよう指示されていた。

 だが16周目、アロンソはターン1でキミ・ライコネン(アルファロメオ)とサイドバイサイドに。ライコネンはコース外に出る形になりながらもアロンソの前に出ると、そのままポジションをキープした。

 アロンソはライコネンにポジションを戻すよう指示が出なかったことに困惑しているようだ。特に「ライコネンがコースアウトしたのは、彼が(アロンソに)押し出される形になったからだ」という指摘には納得できていないという。

Antonio Giovinazzi, Alfa Romeo Racing C41, Fernando Alonso, Alpine A521, and Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing C41

Antonio Giovinazzi, Alfa Romeo Racing C41, Fernando Alonso, Alpine A521, and Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing C41

Photo by: Andy Hone / Motorsport Images

 FIAの判断について、アロンソは「言うまでもないけど、彼らの判断だから受け入れるしかない」と語った。

「1周目のターン12で、ランド(ノリス/マクラーレン)にも同じようなことがあったと思う。彼はインサイドでブレーキをかけてサインツ(フェラーリのカルロス・サインツJr.)をオーバーテイクし、コースオフしたサインツがポジションを取り戻した。そしてポジションを戻さざるを得なかった」

「レース中盤(25周目)に、僕がジョビナッツィ(アントニオ・ジョビナッツィ/アルファロメオ)をオーバーテイクした時、僕はターン12のイン側でブレーキをかけ、彼を押し出す形になってしまった。彼はコース外でポジションを回復し、その時は僕にポジションを返さなければならなかった」

「ある意味で、イン側でブレーキをかけるときは、いつも相手をコース外に追いやることになるんだ。そして彼ら(アウトサイドのドライバー)は、手を引くのか、それとも”サーキットの外”を全開で走るのかを決めなければならない」

「それはサインツやジョビナッツィ、そして僕がやったことだ。そして僕たちはポジションを戻さなくてはいけなかった。トラック外をフルスロットルで走ったからね。だがキミは例外だった。それが、一貫性がないと感じた理由だ」

「そうしたことで10秒くらいロスしてしまい、ポイント獲得の可能性が無くなってしまった。でも1ポイントしか獲れなかっただろうから、あまり怒らないでおこうということだ。それにリヤウイングの故障もあったし、これでレースが変わってしまったわけではないんだ。だから、問題というわけではない」

 アロンソは「リヤウイングが壊れた」と無線で訴え、残り5周のところでピットに戻ってレースを終えている。

 アロンソは今季、何度か裁定の一貫性に対して不満をこぼしている。ロシアGPでは、スタート直後のターン2でランオフエリアに飛び出し、ポジションを落とすことなくコースに復帰。翌トルコGPで、自分に対してどんな裁定が出るのか、FIAを試していたかのようなコメントを残している。

 そのアロンソは、21周目にターン12でジョビナッツィにオーバーテイクをしかけ大きくオーバーラン。ジョビナッツィの前でコースに戻ったが、ポジションを戻すようFIAに指示された。

 ライコネンに対してペナルティが出されない中で、ある意味FIAにアピールするような意図があるオーバーテイクなのではないかとも思われたが、アロンソはそれを否定した。

「アントニオをオーバーテイクした時の感触はOKだった」と、アロンソは語った。

「ターン12に向けて、かなりレイトブレーキングだったから、出口でコースを外れてしまった。だから、チームからポジションを返せと言われたときには、それが正しいことだと理解したし、ブレーキが遅すぎたのだから論理的にも納得できた。もし、あそこに壁があったら、あんなに遅くブレーキをかけることはないだろう」

「僕がコースを外れてアドバンテージを得たから、ポジションを戻さなくてはいけなかった。だからスローダウンしたんだ」

「残念ながら、すでに彼より3秒も前にいたので、かなりの時間をロスしてしまった。でもその判断は理解できた。そしてその後、彼も同じことをして、僕にポジションを返さなければならなくなった。そう、僕の最初の主張に戻ってくるんだ。キミに関して、おかしいと感じていることにね」

「でも、僕は何かを証明しようとしていたわけではない。ただ、順位を挽回しようとしていただけだ。10位が本当の目標だったし、努力もした。僕たちは、FIAが言っていることすべてをリスペクトしているよ」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 ヒュルケンベルグ、視線はF1からインディカーへ「F1という名の列車はもう出発してしまった」

次の記事 レッドブルの”巧妙”戦略に屈したハミルトン……勝つために「何か他のことができたかは分からない」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Jonathan Noble



大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

F1

F1 2024/12/29

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす



ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

F1

F1 2024/12/27

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす



僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

F1

F1 2024/12/25

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from

フェルナンド アロンソ



アロンソ、ホンダ製PUの奇妙な挙動に苦しむ「マシンがサーキットのどこにいるのか、正確に把握できていなかったみたいだ」|F1シンガポールGP

F1

F1

シンガポールGP

3 日前

アロンソ、ホンダ製PUの奇妙な挙動に苦しむ「マシンがサーキットのどこにいるのか、正確に把握できていなかったみたいだ」|F1シンガポールGP



目指していた結果には届かなかった……ホンダF1折原エンジニア、シンガポールGPを振り返る「ある程度の期待を持って準備してきたが」

F1

F1

シンガポールGP

4 日前

目指していた結果には届かなかった……ホンダF1折原エンジニア、シンガポールGPを振り返る「ある程度の期待を持って準備してきたが」



ホンダF1、シンガポールGPの2日目は望んでいた結果に届かず……折原エンジニア「それでもパッケージへの理解が深まった」

F1

F1

シンガポールGP

4 日前

ホンダF1、シンガポールGPの2日目は望んでいた結果に届かず……折原エンジニア「それでもパッケージへの理解が深まった」

More from

アルピーヌ



ガスリー、悪夢のシンガポールGP……マシンの挙動に苦しみ無得点「アクセルを踏むとマシンが横滑りしちゃうんだ」

F1

F1

シンガポールGP

10 時間前

ガスリー、悪夢のシンガポールGP……マシンの挙動に苦しみ無得点「アクセルを踏むとマシンが横滑りしちゃうんだ」



コラピント、暴走気味の母国アルゼンチンのファンにメッセージ「擁護しているみたいだけど、僕の未来のためにはならない」

F1

F1

シンガポールGP

11 時間前

コラピント、暴走気味の母国アルゼンチンのファンにメッセージ「擁護しているみたいだけど、僕の未来のためにはならない」



コラピントのチームメイト撃墜事件に終止符。ブリアトーレ「腹は立ったが……もう終わったことだ」

F1

F1

バーレーンGP

12 日前

コラピントのチームメイト撃墜事件に終止符。ブリアトーレ「腹は立ったが……もう終わったことだ」

最新ニュース



ハースF1、ラファエル・カマラ起用を発表。エステバン・オコンの後任にフェラーリ育成のルーキーを据える

F1

F1 F1

シンガポールGP

6 時間前

ハースF1、ラファエル・カマラ起用を発表。エステバン・オコンの後任にフェラーリ育成のルーキーを据える



”阿吽の呼吸”で無線トラブルも乗り越えた絆。フェルスタッペン次期エンジニアに期待される能力とは

F1

F1 F1

シンガポールGP

8 時間前

”阿吽の呼吸”で無線トラブルも乗り越えた絆。フェルスタッペン次期エンジニアに期待される能力とは



ドゥカティ、激戦タイトル争いを勝ち抜く覚悟。アプリリアの”陣営一丸”チームオーダー発令を警戒「私でもそうするだろう」

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

9 時間前

ドゥカティ、激戦タイトル争いを勝ち抜く覚悟。アプリリアの”陣営一丸”チームオーダー発令を警戒「私でもそうするだろう」



ガスリー、悪夢のシンガポールGP……マシンの挙動に苦しみ無得点「アクセルを踏むとマシンが横滑りしちゃうんだ」

F1

F1 F1

シンガポールGP

10 時間前

ガスリー、悪夢のシンガポールGP……マシンの挙動に苦しみ無得点「アクセルを踏むとマシンが横滑りしちゃうんだ」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録