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アルピーヌ、アルファタウリ・ホンダとのF1ランキング5位争いに「もっと上手くやらなくては」

アルピーヌのエグゼクティブディレクターであるマルチン・ブコウスキーは、今季のコンストラクターズランキング5位争いでアルファタウリ・ホンダを破るためには、チームは「もっと上手くやらなくては」と語った。

Fernando Alonso, Alpine A521

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 2021年のF1は、メルセデスとレッドブルによるドライバー/コンストラクターズタイトル争いが激化している。しかし首位争い以外にも、ランキング3番手や5番手をめぐる争いも激しい。

 現在アルピーヌは104ポイントを稼ぎ5番手につけているが、6番手のアルファタウリ・ホンダが10ポイント差で迫ってきている。アルピーヌのエグゼクティブディレクターであるマルチン・ブコウスキーは、今シーズンの5位を死守するためにチームは「もっと上手くやる必要がある」と語った。

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 アルピーヌは第17戦アメリカGPの決勝では、レース後半にフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンの両名がサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)のバンプに起因するトラブルからリタイヤを喫し、ノーポイントに終わった。

 パワーユニット交換のグリッド降格ペナルティにより19番手からスタートしたアロンソは後方から追い上げ、アルファロメオのキミ・ライコネンやアントニオ・ジョビナッツィと激しいバトルを演じた。

 ライバル勢が2ストップ戦略を採る中、アロンソは3回目のピットストップを行ない、フレッシュなタイヤを活かしてポイント獲得を目指すことを目論んだが、ポイント圏外を走行していたオコンと共にマシンを止めることとなった。

 一方、アルピーヌを追うアルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーがリタイヤに終わったものの、チームメイトの角田裕毅が粘りの走りを見せ9位入賞。チームに貴重な2ポイントをもたらした。

 アルピーヌはオコンが優勝、アロンソも4位入賞を果たしたハンガリーGPで一気に37ポイントを稼いだが、今季は安定した結果を得られず、残り5戦を前にアルファタウリ・ホンダの接近を許してしまった格好だ。

「全体的に週末を通して調子が良くなかった」

 アメリカGPについてブコウスキーはmotorsport.comに対し語った。

「パフォーマンスの面でも、通常レベルよりも競争力が劣っていた。そしてほとんど全ての流れが悪い方向に進んでいたし、結果でも変わらずそうなった」

「この週末に我々は満足していないし、ランキング5位を目指して戦うためにはもっと上手くやる必要がある」

「メキシコGPに向けて事後検証が行なわれる。高速セクターがあるCOTAはこれまでも得意ではなかったし、いずれにしてもそれが課題になることは分かっていた。だが、週末のパフォーマンスに100%満足していると言えばウソになる」

 またブコウスキーは、アメリカGPでのダブルリタイヤは予期していなかったモノだと説明する。

「フェルナンドのウイングの破損は、一目瞭然だった。調査が進んでいるが、通常起きないトラブルだ」

「エステバンに関しては、マシン後方にトラブルが起きたと思われる。あの段階で、順位とペースを考えて、リスクを冒すよりもマシンを止めることを決めたんだ」

 ブコウスキーは、アロンソのマシンに起きた問題が、アメリカGPのフリー走行2回目でリヤをウォールにヒットさせたことに起因するモノではないかという指摘について明確に言及することを避けた。

「(リヤウイングを)交換しなくても、問題の有無を検査する方法はあるし、当然懸念があるパーツをマシンに残しておくことはない」

 また、アルファロメオとのバトルについては次のように述べた。

「あれはちゃんとしたレースだった。トラックリミットの問題について、必要以上の注意を払っていたかもしれないがね」

「こうした問題を解決する最善策は、明確な線引きをすることだということを示した。フェルナンドは明確ではないと感じており、それが必要以上のインシデントを引き起こしたのだ」

 そしてアロンソには、3ストップ戦略でトップ10入りするチャンスがあったと主張する。

「彼に少しでもポイントを稼いでもらおうと、レース終盤でタイヤのアドバンテージを得るために少し他とは違う戦略を採るなどあらゆることを試したが、残念なことにリヤウイングに問題が発生したことで、エキサイティングになるはずだったレースフィニッシュを迎えられなかった」とブコウスキーは続ける。

「彼は(10位に入ったアストンマーチンのセバスチャン)ベッテルと順位を争っていたはずだ。セブ(ベッテルの愛称)もタイヤのアドバンテージを活かして、ひとつひとつ順位を上げていた」

「彼が何位で終えていたかを推測することは難しいが、ジョビナッツィとの一件がなければ、おそらくもっと良い結果になっていただろう。だが、実際には我々はレースを完走できなかったのだから、関係のないことだ」

 
 
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